2016.03.15

身だしなみ
薄毛より心配なのは「ヤセ毛」だった!

ヤセ毛の三大特徴をチェックせよ

髪を整えるたびに抜け毛を数えては「ヤバい!」とビビッているミドル世代の皆さん、抜け毛は1日に50~100本あるのが普通。むしろ注意すべきは「ヤセ毛」だってご存知ですか?

ヤセ毛の三大特徴は、①髪が細くなった、②髪にコシがない、③切れ毛が増えた…の3つで、ヤセ毛が進むと髪のボリュームが少なくなり、髪のハリ・コシがなくなってしまうために、スタイリングが思うようにキマらなくなります。残念ながらヤセ毛は加齢とともに誰にでも訪れる現象で、薄毛のように「生え際の後退」などが明確に見えてこないために、気がつかないうちに「ヤセ毛と薄毛のダブルパンチの襲撃」を受けて、取り返しがつかなくなってしまうこともあります。ヤセ毛の三大特徴のうち、どれか1つでも気になり始めたら、ヤセ毛対策をスタートする必要があります。

髪を育てる畑=頭皮を耕すマッサージを!

まずは頭皮のケアです。頭皮は健康な髪を育てる「畑」です。畑は十分な水やりと、土を耕して作物が育ちやすくする環境が必要なように、頭皮も良い髪が育つために、保湿と血行促進のためのマッサージを行いましょう。髪の生え際から頭頂部に向かって指の腹を頭皮に当てながら軽く押し上げます。爪を立てずに気持ちいい刺激で1~2分ぐらいかけて朝とお風呂上がりに行うだけでも、頭皮が柔らかくなります。このときに頭皮を保湿するケアアイテムを利用すると効果的です。これで「元気な毛を育てる畑」の準備はバッチリです。

タオル&ドライヤーでできるヤセ髪対策

30代以降になると「20代の頃のようにスタイリングがキマらなくなった」と感じている男性が約70%もいることが、調査でも明らかになっています。これはヤセ髪になるとハリやコシがなくなって、スタイリングの時に、髪を根元から立ち上げたり、ふんわりとボリュームを出すのが難しくなるからです。でも大丈夫!ヤセ髪でもシャンプー後のタオルとドライヤーのテクニックで、ふんわりボリュームのあるスタイリングが可能です。

タオルで地肌の水分を拭き取る

まずシャンプー後のタオルドライでは、髪の水分ばかりを絞り取らずに、髪をかき分けながら、タオルで地肌に残った水分を拭き取りましょう。ゴシゴシと髪をタオルでこすると、髪の表面のキューティクルが傷ついて、髪のバリア機能が低下して、ますますヤセ髪、切れ髪になってしまいます。

ドライヤーで髪を根元から立ち上げる

次にシャンプー後のドライヤーの時は、髪の間に指を差し込んで、ドライヤーの風を地肌に当てて、髪の根元から持ち上げるようにすると、ふんわりとボリュームが出て、スタイリングしやすくなります。特に40代以降のミドルエイジは、両サイドの髪はスッキリとまとめて、頭頂部の髪のボリュームを増やして、ワックスなどのスタイリング剤を使って根元から立ち上げると、カッコ良くまとまります。

浸透性アミノ酸で髪のハリとコシを!

最後に、年齢とともにスタイリングしにくくなったなぁ(へたりやすくなったなぁ)と感じる方には、失われる髪のハリとコシを補うために、浸透性アミノ酸が配合されたヘアケア関連の商品を使ってみましょう。浸透性アミノ酸は、髪の内部に浸透しやすく、しかも髪に蓄積しやすいため、ヤセ髪にハリやコシを与えてくれます。使い続けることで、20代の髪のようにスタイリングしやすい状態に整えてくれますので、試してみましょう。

 

ミドル世代だからこそ、衰えを年のせいにして「賞味期限切れ男」にならないよう、先手必勝のエイジングケアを実践しましょう。

宇山 恵子

宇山 恵子

美容ジャーナリスト

美容ジャーナリスト。語学力を生かして世界の最新美容・健康情報をわかりやすく伝え、男性・女性のファッション、ライフスタイル雑誌などに執筆多数。ヨガ・書道講師。著書に『心の扉を開ける23の鍵』(小学館)、『激務に負けない名医の養生術』(角川書店)、『細胞美人』(幻冬舎)、『医者も教えてくれなかった実はすごいフルーツの力』(講談社)など。プライベートでは東大法科大学院に通う息子(23歳)の「イケメン磨き」に熱心な母でもある。