2016.04.19

ビジネス
できる男の「お座敷でのマナー」

「和の心得はぜひ身につけたい」

日本料理だから、と普段の慣れでついマナー違反をしてしまいがちなお座敷席。窮屈になる必要はありませんが、大事なお席では先ずはここだけは押さえておいてくださいね。

あいさつの仕方は?

お座敷での相手へのあいさつは座って行います。立ったままのあいさつは相手を見下ろすことになるので必ず腰を下ろしてからにしましょう。座布団をすすめられてもすぐには座らず畳の上であいさつをします。ご主人が後から来られた場合はいったん座布団から降りてあいさつをするのを忘れずに。

座布団の座り方には注意

お座敷に通された際に足で座布団を踏むことはご法度です。腰を下ろす時、立ち上がる時、無意識に足で座布団を踏んでいる人は意外と多いものですが、これはお行儀が悪い行為。

座布団に座る時は、先ずは座布団の下座側に座ってから立て膝でさっと移動するのが基本マナーです。

お座敷で上着を脱いでもいいの?

これはOK。窮屈な背広のままで最後まで食事を進めるより、場が和んだあたりで上着を脱いでも失礼にはなりません。お互いに楽に打ち解けましょうよ……という合図にもなります。ただし、これもタイミングが大事です。席について いきなりでは砕けすぎです。

会席者の緊張も解けて寛いだ空気になるのはちょうどお刺身が出るころです。周りに配慮してひと言「失礼いたします」と声をかけるとスマートです。

佐野由美子

佐野由美子

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役 / カメリアエンタープライズ 代表取締役

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役、カメリアエンタープライズ 代表取締役レストランプロデューサー、研修講師、ビジネスマナー講師、女子栄養大学 「フードビジネス論」 非常勤講師 明治大学卒業後、OL生活を経て、20代後半からレストラン業に転身。自ら現場でのサービス経験、店長業務を積んだ後、30歳過ぎに独立。本格的なフードプロデュース業をスタート。あくまで現場主義のサポーターとして、多くの飲食店・サービス企業の経営改善に当たっている。「おもてなし」「ホスピタリティ」の大切さを伝えつづけてきて20年。「良い人づき合い」と「一流の接客」は、確かな「ビジネスマナー」が土台。名刺の使い方から、アポイントの取り方まで「プロを育てる」ための丁寧な実務指導にこだわる。自分自身の20年以上の接客経験が、講演や、現場指導、マナー研修などを通じて多くの共感を得ている。