2016.06.08

健康
首に痛みがない人ほど注意!頭痛や肩こり、むくみの原因にもなる首のコリを解消するストレッチ

身体の中でいちばん頑張って働いている、首まわりの筋肉を労わろう

あなたの仕事の大半は、首まわりを酷使しているものと言っても過言ではなないかもしれません。
デスクワーク、パソコンでの作業、大きな荷物を持っての移動……そしてこれらをすべてスーツ姿で行っているとしたら、想像できないくらいに首は悲鳴を上げているはずです。あなたの首まわりの筋肉は常に逃げ場がなくなり、板のようにカチカチに固まっているのではないでしょうか。
首まわりの筋肉は、スペースが狭いため硬くなると血管を圧迫しやすく、脳に血液が送られにくくなります。その結果、肩こり首こりをはじめ、首を絞められたような感覚になったり、頭痛を引き起こしたりします。症状があまりなくても、慢性的な顔のむくみも、肩首の筋肉の硬直が原因として挙げられます。本来あるべき筋肉の柔軟性を取り戻せば、頭がスッキリして視界が明るくなりますよ。
毎日の日課として首まわりのストレッチを行えば、凝りや頭痛に悩まされることも少なくなります。
是非、日々の習慣にしてしまいましょう!

1) 首のストレッチ(横方向)

耳の周りを反対側の手で覆うように頭を抱え、ゆっくりと横に倒します。伸ばしている首と同じ側の手はゆっくりと下に伸ばしていくか、椅子を抱えるようにします。

2) 首のストレッチ(回旋&斜め方向)

次に片側の鎖骨を下に抑えるように手を添えます。そのまま反対側に首を回して首の前すじ(胸鎖乳突筋)
を伸ばします。行けるところまで回したら、そのまま斜め下を向き、肩から首にかけての筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋)を伸ばしていきます。

3) 首のストレッチ(上方向)

2と同じような形からスタートし、そのままゆっくりと斜め上を向きます。このときに筋肉が硬くなって短い状態だと、鎖骨が頭といっしょに上に動こうとしてしましますので、優しく押さえておきましょう。

4) 首のストレッチ(下方向)

頭の後ろで手を組み、背筋をまっすぐ伸ばしましょう。そのまま首をゆっくりと前にもたげて行き、後頭部から首の根元までまんべんなく伸びるようにしていきます。あまり強く手で押し込むと部分的にしか伸びないので、あごは少し引き、重力に任せるようにしながら伸ばすのがポイントです。

いかがでしたか。これをすべて行っても時間にしたら5-10分程度ですが、毎日行うことでわざわざマッサージに行く必要もなくなるでしょう。忙しくなるとついつい後回しにしがちな自分のケア。若い時なら気力と体力でカバーできたものを、これからはあなたのセルフコンディショニングでカバーする時期になっています。自分自身の健康のためはもちろんのこと、ちょっとだけ周りと差をつけるためにも短い時間でできることを始めていきましょう。今日から、お昼前と帰社前の5分を首まわりのストレッチ時間にして、すぐに始めましょう!

井上かなえ

井上かなえ

アスレティックトレーナー、PHIピラティスインストラクター

東海大学体育学部卒業、アメリカネブラスカ大学オマハ校大学院アスレティックトレーニングプログラム修了。NATA公認アスレティックトレーナー(ATC)、PHIピラティスインストラクター。 高いパフォーマンスを要求されるビジネスマンも、アスリートと同じコンディショニングを取り入れてより快適な身体とライフスタイルを手に入れられるはず。簡単なトレーニングやメンテナンス、食事などのノウハウをお届けします。