このままいくと3か月間、毎日が熱帯夜です。【初めての住育002】

住まいや暮らしにできる地球温暖化対策。

暑苦しいタイトルですが、わたしは涼しいです。5月のアタマにアタマを丸刈りにしました。

 

長さ1mm。涼しいです。丸刈り前・丸刈り後の写真は、Instagramアカウント「yasushitakeshima」でも公開しています。あっ、よかったらフォローしてください(笑)。

 

今回のタイトルは、「このままいくと3か月間、毎日が熱帯夜です」。うっ、マジですかっ。それを防ぐための住まいや暮らしにできる地球温暖化対策です。

 

ちなみに「地球温暖化」は、正確な表現ではありません。ウクレレ。アロハシャツ。フローズンダイキリ。温暖という響きは何やら、リゾートな気配さえ漂います。「マスター、クールサマーといえば、マルガリータと丸刈りーだよね(笑)」。そんなジョークが私鉄沿線の駅前のスナックから聞こえてきそうです。

 

でも実質は地球灼熱化です。

 

2005年、東京。あるサステイナブルデザインに関するシンポジウムを見学しました。衝撃の近未来予測が発表されました。2020年、世界経済の包括的な崩壊が始まる。2050年、世界経済の崩壊。2080年、6月から8月は、毎日が熱帯夜。いっそう建築やデザインの責任は重い。

 

2007年8月、岐阜県多治見市や埼玉県熊谷市で40.9度。国内の最高気温を更新。2013年8月、高知県四万十市で41.0度。このまま、世界の終わりへ突き進むのか。あるいは人類の理性や行動力が、ふたたびキリマンジャロの頂に雪を取り戻すのか。わたしは夏への扉を開けながら、希望と絶望のあいだを往復しています。焼け石に水。そうなる前に住まいや暮らしをエコデザインしましょう。たとえば打ち水で地球を冷やす。そう、生活者が続けられること、サステイナブルな工夫を集積しましょう。

 

【住まいにできる地球温暖化対策】

01:中古住宅を活用しましょう。その数およそ820万戸の空き家があります。

02:家を建てないという選択もあります。ある住まいづくりセミナーで講師が冒頭に述べました。一番環境にいい家づくり、それは家を建てないこと。そう、家はやがて数十トンのゴミになるとか。

03:建てるなら最低、100年住み継ぐ家にしましょう。たとえば、『エコハウスに住みたい』(中野博著・松岡浩正監修/荒地出版社)など、環境という視点を尊重した資料へ目を通しましょう。

04:木造住宅を選択するのは環境問題に貢献します。

05:エアコンに頼らない家をめざしましょう。京都の町屋は坪庭などの工夫によって風の通り道を確保。

06:夏季の湿気を下げることは、快適な家づくりにおいて重要。無垢のフローリングを張るなどの方法があります。

07:木はサステイナブルな建材です。国産材はウッドマイレージという観点から資源の節約に効果的。

08:エアコンに頼らない建物という取り組みが待たれます。アントニン・レーモンドや象設計集団などの先達は、かつてチャレンジしました。

09:敷地のすべてをコンクリートで覆うことはやめ、庭を持ちましょう。土や植物があれば夏、そこはクールダウンします。窓を閉めてエアコンかけると、室外機の廃熱でヒートアイランドは加速します。わたしの家にも、ハツカネズミの額ぐらいの庭があります。窓を開け、庭へ打ち水すると涼しい風が通ります。植物の葉がゆれます。

10:屋上緑化や壁面緑化にトライ。朝顔の緑のカーテンなどもいいでしょう。

【暮らしにできる地球温暖化対策】

01:早寝早起きは資源の節約に役立ちます。

02:夏の間、髪の毛を短くしてみましょう。

03:なるべくレジ袋はもらわず、買い物袋を持参しましょう。

04:エコ商品を選びましょう。

05:夏にエアコンやクルマを使うとヒートアイランドが加速します。

06:夏は涼しいイスを使いましょう。革や板を張ったイスよりは、ペーパーコードや籐を張ったイスのほうが涼しいです。

07:ときどきキャンドル一本だけで過ごしましょう。資源の恩恵を実感します。

08:夏は涼しいかっこうで過ごしましょう。短パン。オープンシャツ。帽子。麻。アイテムやファブリックに工夫しましょう。テレビキャスターが、真夏に長袖シャツ+スーツで温暖化を憂えるというのは違和感あります。

09:『不都合な真実』(2006年/アメリカ映画)をみんなで観ましょう。

 

おっと、最後に忘れちゃいけない10番目の住育がこちらです。「家・街・星」はつながっています。住まいや暮らしのありかたを考えることは、日本や地球の未来を考えることでもあるのです。「家・街・星」の関係を住育の視点からリデザインしましょう。

 

10:『住育のすすめ』(竹島靖著/角川SSC新書)をみんなで読みましょう。1人1冊買えば、1億3千万部のベストセラーになります。未来をデザインできます。

竹島靖

竹島靖

コピーライター・住育研究家

高知県生まれ東京都在住。引っ越し19回。 【著作】『住育のすすめ』(角川SSC新書)、『危ない「住活」』(竹書房新書)など。 【受賞】宣伝会議賞=金賞・銀賞・銅賞・入賞5点。ユーモア 広告大賞=優秀賞2点・入賞3点。毎日広告デザイン賞=優秀賞・部門賞。 【趣味】映画、読書、 音楽鑑賞、食べ歩き、旅行、温泉。 【PV】宣伝会議賞のとりかた https://www.youtube.com/watch?v=e09_4Q7Ctn8 住育ビデオ https://www.youtube.com/watch?v=p9PgJgJ9qAE