2015.09.04

ビジネス
その投稿、大丈夫?ソーシャルメディアでの情報漏えいに注意!

日常の何気ない投稿のなかで、気づかずに情報漏えいしてしまっていませんか

たまにニュースにもなるソーシャルメディアの炎上事件。店員が来店した有名人を中傷して炎上、顧客のクレジットカード番号が見えるレシートをアップして炎上。

 

「自分はそんな愚かなことはしない」と思っていませんか。でも、話題にならないだけで、本人が気づかずに重要な情報を漏えいしているケースも多いのです。自分が「やっちゃって」ないか、確認してみてくださいね。

社内撮影の映り込みで情報が漏れる

その日のお弁当や、社内でもらった誕生日プレゼントをデスクで撮影して投稿したことはありませんか。この時に注意したいものが、個人情報や機密情報 の映り込みです。デスクには、書類やパソコンの画面など様々な情報が存在します。撮影時は、それらが写り込まないようにしましょう。

 

色々な人の投稿を見ていると、デスクにおやつを並べた写真に顧客情報などが書かれたメモが写り込んでしまっているようなケースも見受けられました。万が一悪用されたらと考えると、本当に恐ろしいですよね。

 

ほ か、社内で注意したいのが壁の掲示物やホワイトボードです。仕事の進捗や営業成績が写真の名前と一緒に記載されていたり、会議中に書いたリリース前の製品 情報が残っていたりするのではないでしょうか。社内で軽く行う納会の様子や、お祝い事で記念撮影をする際の背景は、何もない壁を背景にしたほうが安心で しょう。

位置情報と一緒に顧客情報が漏れる

外回りをしながら、ソーシャルメディアでチェックインして自分の居た場所をシェアしたりしていませんか。業務中に頻繁に行っている場所を競合他社が見たら「取引先」や「今後の店舗展開」などを推測されてしまうかもしれません。

 

人 によっては、訪問先の企業に直接チェックインしたり、投稿に一緒に企業名を明記しているケースも見受けられます。自社と相手先企業の合意が取れているわけ でもないのに、こういった投稿をするのは危険です。自社だけでなく、相手先の企業に迷惑をかけることにもなりかねません。

 

チェッ クインや投稿への企業名記載をしていなくても、画像から位置情報がわかることもあります。スマートフォンの位置情報記録機能をオンにしたまま撮影した写真 には、撮影場所の位置情報が記録されています。見た目上ではわからないので、意図を持って調べた人にしか知られることはないですが、可能性の話として知っ ておいて損はないと思います。

投稿する前に!一度立ち止まって考えよう

この他にも、単純に開発中の商品のことや、会社の事情などを投稿しているケースもあります。もちろん、宣伝の意図をもってあえて情報を公開しているケースもあるので、外から正確に白黒判別できるものでもありません。

 

し かし、中にはあまり意識せずに投稿しているケースも少なからずあるのではないかと思います。ソーシャルメディアで友達からの反応が返ってくる嬉しさはわか ります。でも、後々トラブルにならないよう、特に仕事に関することには慎重に。投稿する前に、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

柴佳織

柴佳織

ソーシャルメディアコンサルタント

企業のFacebook活用やオウンドメディアの企画・運用支援・解析改善提案などを行う。Facebookマーケティングについては各種Webメディアで記事を執筆するほか、講師も務めている。 著書『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』技術評論社