2016.07.22

ビジネス
なぜ、女性部下は秩序を守らないのか!?

あなたの女性部下がスタンドプレーをする理由は男女の脳の違いだった!?

こんにちは。『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣』著者の金澤悦子です。このコラムでは、これまで10000人以上のビジネスパーソンに取材などでお会いした経験から、成功している人たちがやっている、人生を変える人脈づくりのほんのささやかなコツをご紹介しています。

 

参院選が終わったと思ったら、もう話題は東京都知事選です。俳優石田純一さんが出るとか出ないとかのノリツッコミをしてくれたおかげで、多少は注目度が高まったように感じますが、投票率は上がるのか・・・。

 

さて、今回の都知事選をめぐる報道の中で、私が仕事柄気になったのは、自民党の推薦なしで出馬表明した小池百合子さんに対し、「出馬に関する相談がなかった」と憤る東京都連会長の石原伸晃氏の苦々しい表情です。

 

石原氏の顔には「何勝手に決めてんの?物事には順序ってもんがあるだろう!」と書いてあった(ように私には見えました笑)。

 

でも、きっと読者である40代男性の皆様なら身に覚えがあるのではないでしょうか。部下の女性たちが軽々とこの順序というやつを飛び越えていく様を。

 

「あ、課長、さっき、社長とエレベーター一緒になったんで、あの件伝えておきました〜」

 

なんてこと。「おいおい物事には順序ってもんがあるだろう!」と頭に血が上った経験のある方も珍しくないのでは。

 

感性マーケティングの第一人者で男女脳論を展開する黒川伊保子氏によれば、男性脳は空間認識力に長けているのだそう。地図が読めるというのは、その代表的な機能です。

 

昔、狩りをしていた男性たちは、迷子にならないよう、星の位置から自分のいる場所を把握することが必須でした。それが定点を頼りに物事の配置と位置関係を把握する能力を育んだ理由であると言われています。

 

この機能は物理空間のみならず、人間関係や想念にも適用されるそう。しかし、星と違って秩序や規律なんていうものは乱れることがあります。男性の多くは、これがどうにもストレスになるようなのです。読者の皆様はいかがでしょうか?

 

翻って、女性は何世代にも渡って子育てをしてきた経験から、目の前の大切な人や何かの変化をとらえ、察して動くという機能を備えてきました。そんな私たち女性にとって、重要事項にあたる時に、決まりを守るために根回しをするとか、誰かを立てるといったことには意識が及びません。そのため結果が伴っているのに、スタンドプレーと非難され評価されない女性たちをたくさん見てきました。

 

小池さん、先出しジャンケンとか戦略家とか言われていますが、男女脳という視点で改めて見てみると、いかにも女性らしい行動パターンであることがわかります。どうりで男性政治家から好ましく思われないはずです。だからこそ、古い決まりとか秩序とかにメスを入れられる気もしますが、そんな甘いものでもないような・・・。

 

一都民としても、東京都知事選挙の行方には目が離せません。

 

金澤悦子

金澤悦子

はぴきゃりアカデミー代表

1991年株式会社リクルートに入社。営業に従事し、同年新人MVP賞を獲得。1994年株式会社キャリアデザインセンター設立にともない、転職。広告営業局次長、広報室長を経て、2001年『ワーキングウーマンtype(現ウーマンtype)』編集長就任。2005年働く女性のキャリアデザインをサポートする株式会社はぴきゃりを創業。新刊『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣(実務教育出版)」が好評発売中。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788911523/ninoya-22/ref=nosim/