2016.08.13

ビジネス
できる男の「お酒のマナー」

お酒のエスコートは あなたの見せ場

お酒に強い弱いではなく、また、お酒の銘柄に詳しい詳しくないではなく、大切なお食事のシーンでは堂々とお酒のエスコートが出来るかどうかが勝負です。相手の方の心を良いお酒で心地よく寛がせるのがあなたの大切なお役目、とわきまえるのが大人の男。

ソムリエやお店の人をもっと味方にするべき

お招きする方がお酒好きだったり、自分があまりお酒に詳しくなかったとしたら……。これは間違いなく、事前にお店の人に相談したりお任せした方が素晴らしい結果になります。特にソムリエは予算に合わせてお料理にピッタリのワインを用意するのが仕事。予約時か事前にお料理とのペアリングをお願いしておけば安心です。和食のお店でも当日のお料理に合わせて珍しい日本酒を出してくれるお店が増えましたので、ここはプロに委ねて大いに愉しむべきですね。

食前酒をもっと粋にたしなむ

みんなが揃ってから「先ずはビールで乾杯」がお決まりの日本人ですが、もう少しゆとりをもって食前酒を楽しまれると素敵ですね。お食事の時は欧米ではごく一般的です。グラスシャンパンでもいいですが、シェリーやキールは定番。ジントニックやカンパリソーダ、マティーニやマルガリータもお勧めです。最近は和食でも発泡性の日本酒がとても人気ですね。

 

「食前酒」の役目がとても大きいのはご存知ですか?先ずは胃の働きを活発にして食欲を湧かせ、お料理をより美味しくします。そして何よりも心のリラックス。初めに食前酒を用意してもらうと気持ちが開いていいペースが作れますね。グラスを片手にゆっくりと会話をしながらメニューを選べる余裕がとても大切!特に男性は、連れを待つ間に一人ぽつんと手持ち無沙汰にならないようにスマートに食前酒を愉しみたいもの。

ワインのラベルはもらえるの?

もし今日のレストランで、お気に入りワインに出会った時、彼女がとても喜んでくれた時、今夜のお食事を素晴らしい思い出として残しておきたい時……。是非サービスマンに「エティケット(ラベル)が欲しい」と言ってみて下さい。喜んでエティケットをはがしてプレゼントしてくれます。どうしても難しい時には、空のボトルをそのままお持ち帰りいただくこともありますが、選ばれたワインをお気に召していただいたことは店の人にとっても幸福なことですから遠慮なく。

佐野由美子

佐野由美子

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役 / カメリアエンタープライズ 代表取締役

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役、カメリアエンタープライズ 代表取締役レストランプロデューサー、研修講師、ビジネスマナー講師、女子栄養大学 「フードビジネス論」 非常勤講師 明治大学卒業後、OL生活を経て、20代後半からレストラン業に転身。自ら現場でのサービス経験、店長業務を積んだ後、30歳過ぎに独立。本格的なフードプロデュース業をスタート。あくまで現場主義のサポーターとして、多くの飲食店・サービス企業の経営改善に当たっている。「おもてなし」「ホスピタリティ」の大切さを伝えつづけてきて20年。「良い人づき合い」と「一流の接客」は、確かな「ビジネスマナー」が土台。名刺の使い方から、アポイントの取り方まで「プロを育てる」ための丁寧な実務指導にこだわる。自分自身の20年以上の接客経験が、講演や、現場指導、マナー研修などを通じて多くの共感を得ている。