2015.09.10

身だしなみ
「匂いがする」

我が国日本は、世界からするといったいどんな薫りがするのであろう

「嗅覚」とは、いわゆる五感の1つ。

 

鼻という器官で、周辺に散らばっている匂いを受け取り脳に伝達する。
物事の雰囲気や、そこに何らかの気配や予感がすることを「匂いがする」とか「臭う」など嗅覚に関わる言葉で表すこともよくある。我が国日本は、世界からするといったいどんな薫りがするのであろうと、薩摩琵琶奏者は考えるのである。

 

現在生活する自分の家や土地を「世界の中心」と考えることは、その人にとっての活動領域の中心であることから、自然な行為といえる。故に日常当たり前のように空間に漂う「薫り」をわたしたちは知る由もない。

 

世界各国を旅行する醍醐味の一つは何と言っても「空港」に到着し、飛行機を降りた瞬間、ほのかに漂うあの薫り、空港はその国の玄関口であり、異なる文明へ接触する場所。大切な思い出の「薫りの記憶」はより心の奥深くに残るもの。

 

無意識に感じ取る五感の中の「嗅覚」これは謂わば、「オリジナル最後の砦!」であり、情報化社会の中でふわっとしていて、一番再現しずらい「薫り」こそ如何なる異臭を発しようとも、核に迫るアイデンティティーとして、もっとも重要な要素である。そこに全ての「人間力のヒント」があるように思えてならない。

 

唯一無二の存在とは言うまでもなく「嗅覚の鋭い人間」が後世に名を残す疑いのない事実があることを歴史が証明している。

鎌田薫水(カマダ クンスイ)

鎌田薫水(カマダ クンスイ)

薩摩琵琶奏者

藍綬褒章授章者である雨宮 国風に詩吟を師事。 田中井 琇水に薩摩琵琶を師事。二代目薫水を襲名。 大久保利通公135回忌慰霊祭奉納。 大山阿夫利神社 磐長姫鎮座祭式奉納。 大和市文化芸術賞賜。日本琵琶楽コンクール優勝。 文部科学大臣奨励賞・NHK会長賞受賞賜。 日本コロムビア全国吟詠コンクール優勝。 上海万博日本館演奏。国立劇場出演等。 GOODLOVIN’としてソニーレコードからデビュー。 CHEMISTRYさんに楽曲提供そしてLIVEツアー参加