2016.09.12

ビジネス
自分は大丈夫と思っていない?SNSのトラブルで社会的制裁を受けないために

何気ない一言がきっかけに!実名や会社がさらされるリスクも

ニュースにはならないレベルであっても、炎上すれば晒された本人にとっては十分ダメージがあるものです。場合によっては本人だけでなく会社の信頼も一緒に貶めてしまうこともあるでしょう。Togetterまとめで拡散されたり、フォロワーが多い業界内で有名な人がSNSのアカウントで言及したりといった規模の炎上を見かけることも少なくないのではと思います。

 

一方で、日々SNSを見ていると、危うい発言を目にすることも多いものです。たまたま炎上していないだけで、何かのきっかけが重なればトラブルになりかねないケースも見受けられます。そこで今回は、社会的制裁を受けるようなトラブルを起こさないように、SNSに書き込むうえで気に留めておきたいポイントをお伝えします。

匿名性なんてないと認識せよ

SNSは不特定多数が集うオープンな場です。仮名で使用したり、公開範囲を制限したりしても、匿名性が保障させるわけではありません。過去の書き込みなどから個人が特定されたりするケースがあるのは、みなさんもご存じのとおりです。

基本的に仕事にまつわる議論は避ける

公開してはいけない情報はもちろんですが、ここでお伝えしたいのは一見「グレー」に見える発言をしないよう気をつけましょうということです。

以前、某ゲーム会社の社員が、ユーザーを小ばかにしたような発言をして炎上した事例がありました。たとえ個人的な意見のつもりでも、自分の立場をわきまえずにした発言が問題になることもあるのです。

 

また自分の業務に直接関わりがないことでも、自社や業界の話題をネット上で見かけることがあるでしょう。つい口をはさみたくなる気持ちはわかりますが、安易に自社や競合についての議論に乗り込んでいくのは避けたほうがよいです。否定的・中傷的な意見であればなおさらですね。もし自社に何か問題が及ぶような内容であれば、速やかに社内のしかるべき場所に報告し、自分では対処しないというのが賢明な判断です。

感情的にならない

炎上している事例のやりとりを時系列でみていくと、発言者が感情的になって事態を悪化させているケースが見られます。万が一、自分が反論をうけたような場合でも、感情的かつ反射的に対応することは避け、一旦手を止めて冷静になることが重要です。

 

当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれません。でも「自分は大丈夫」とたかをくくっていると、危険です。投稿ボタンを押す前に、もう一度自分の発言を見直してみる。この小さな心がけだけでも、会社を巻き込んだトラブルや、社会的制裁を受けることを避けられるのではないでしょうか。

柴佳織

柴佳織

ソーシャルメディアコンサルタント

企業のFacebook活用やオウンドメディアの企画・運用支援・解析改善提案などを行う。Facebookマーケティングについては各種Webメディアで記事を執筆するほか、講師も務めている。 著書『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』技術評論社