2016.11.30

身だしなみ
フォーマルウェアに合わせるメガネの選び方

クリスマス、忘年会シーズン、いつも何気なく着ているスーツ。今年は『装い』をこだわってみませんか。40代からのフォーマルウェア、ルールを知って着ると、シンプルな着こなしがとてもお洒落に見えます。自信を持って着ることができるってとても大切ですね。メガネ人なら、プラスメガネもフォーマルウェアと合わせたいものです。

 

フォーマルとは公式の場から社交の場まで、人間関係を円滑にするために決められた礼儀作法、初対面の人とも共通の意識と親密感を持ちあえるという意味があります。17世紀のヨーロッパにおける貴族が作り上げた衣服の文化が19世紀文明開化以降、日本へ輸入されたと言われています。

 

フォーマルには
【正礼装】正式な場所で着用する、最もフォーマルな装い
モーニングコート、燕尾服、タキシード
場面:格式高い結婚式、披露宴・記念式典・公式行事(叙勲・園遊会など)・学校行事(入学式・卒業式の教職員・創立記念式典など)

 

【準礼装】日本で作られた正礼装に準じたフォーマルウェア
ディレクターズスーツ、ブラックスーツ
場面:一般的な結婚式、披露宴・入学式・卒業式・祝賀会・ビュッフェスタイルのホテルやレストランでのパーティー

 

【略礼装】 正礼装、準礼装以外の時間にとらわれないフォーマルウェア
ダークスーツ ジャケット&スラックス
場面:形にこだわらない結婚式、披露宴・二次会・コンサート・バースデーパーティ

 

があります(参考資料:ファッションレスキューアカデミアメンズ装力検定2級教科書)。
様々な装いのルールがある中で、タイ(ネクタイ)や靴にはフォーマルの定義がありますが、メガネには作られたフォーマルの定義がありません。だからといってなんでも言い訳ではなく礼儀を考えてかけられていないメガネは時に失礼に値します。例えば、結婚式での装い、ブラックスーツを着ているにもかかわらずメガネだけが赤いセルフレーム。これでは、スーツの格でさえも下げてしまいます。

 

フォーマルシーンの場合、メガネはアクサリーとして考えます。形、色、素材を装いの作法に合わせていきます。そうすると視力矯正のメガネも考え方ひとつで選び方がかわります。
つまり、靴やベルト、バッグ同様、シーン別となるとそれぞれに合わせて持つ必要があります。

 

正礼装・準礼装なら 
18金、プラチナ、べっ甲
メタル素材の黒やガンメタ、またはゴールド、シルバー
シンプルな黒いフレーム(カジュアルすぎないデザインのもの)
形はオーバル、ラウンド、スクウェア、クラシックな形で変型でないもの。

18金×黒のハンドメイドのセルロイド素材

シンプルなメタル素材シルバー(艶消し)のフレーム

略礼装ならフロントを紫のセルフレームで。テンプルはシルバーのチタン素材で。デザインはシンプルに。度が強い人でも素敵にフォーマルウェアに合わせてメガネを纏えます。

シンプルな黒いフレーム。普段使いとしてだけなく、冠婚葬祭、どんな時も対応できるため1本は持っていたいアイテムです。

大人のお洒落はただコーディネートするだけでなく、ルールを知ってシーン別に着こなせると、印象も信頼もぐっと上がります。次に買うメガネ、どこへ行くときにかけるのか、そのとき一緒にいる人はどんなタイプの人なのか、そんなこともメガネ選びの中にいれていくと、いつもと違うメガネ選びが楽しめます。

宮 キヌヨ

宮 キヌヨ

眼鏡コーディネーター

3,326人ものクライアントのデータから確立した独自のメソッド「似合うメガネ診断」が人気をよんでいる。ひとりひとりの顔立ちや好みだけでなくライフスタイルやニーズにあわせたカウンセリングはメガネコンプレックスから脱出できるだけでなくコミュニケーション力アップにつながると喜ばれている。