2015.09.24

ビジネス
人見知りのための“人脈が広がる”お誘いの断り方

いつもの断り文句に、ほんのひと手間加えるだけで、断わってなお好印象を残せる5つの方法をご紹介

こんにちは。『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣』著者の金澤悦子です。このコラムでは、これまで10000人以上のビジネスパーソンに取材などでお会いした経験から、成功している人たちがやっている、人生を変える人脈づくりのほんのささやかなコツをご紹介していきます。

 

目上の人から交流会に誘われたけれど、その日は都合が悪い。そんなとき、あなたならどのようにお断りしますか?

 

私は基本的に「いい人と思われたい」「嫌われたくない」と考える方なので、「気を悪くしないか」「もう誘われなかったらどうしよう」などと、お誘いを断るのにも気苦労が絶えませんでした。

 

しかし、あることに気づいてから、断っているのに逆に好印象を残せるようになりました。あることとは、「応援モード」のスイッチを入れること。応援されて嫌な人はいませんから。
では、具体的に5つの方法を見ていきましょう。

1.断るときほど即レスしよう

幹事にとって人数が把握できないことほど不安なことはありません。断わるのが苦手な人は、つい返事を先延ばししてしまいがちですが、行けない旨をなるべく早く伝えることこそが思いやりです。

2.損得勘定で参加・不参加を決めない

交流会に誘われたとき、つい「行けたら行く」というグレーゾーンにしてはいませんか?
もちろん、仕事やその他の状況で本当に当日にならないと予定が見えないこともあるとは思いますが、それとは別に、「どんな人が来るの?」など、損得勘定はもれなく相手に伝わります。

 

余談ですが、人脈に恵まれている人は、誘われたら基本YESというスタンスでいる人が多いです。自分で自分を見るよりも、他人の方がはるかに自分の可能性がよく見えていることを知っている人たちは、他人からのお誘いはまだ見ぬ自分との出会いの一歩だと確信しているのです。

3.盛会をお祈りするより、情報シェア

参加できない旨を返信する際、社会人のたしなみとして、「お誘いありがとうございました」「盛会をお祈りしています」と、お誘いいただいたお礼とともに、労いの言葉を添えている人は多いと思います。

 

さらに相手に好印象を残したいなら、「興味のありそうな友人がいるので、情報共有させていただきますね」と、友人知人にシェアしましょう。幹事にとって、もっともパワーがかかるのが集客ですから、その部分を手伝ってもらえるなんてうれしくないはずがありません。

 

ただ、非公開の場合もありますので、シェアする前に了承を得ることをお忘れなく。

4.SNSで拡散する

あなたがフェイスブックなどのSNSをやっているなら、自分のウオールに情報をアップしましょう。友だちに情報をシェアしてくれる人はいても、ウオールに投稿までしてくれる人はなかなかいないので、間違いなく感謝されるでしょう。

5.友人、知人からの反応を幹事にフィードバックする

友人、知人にメールで情報をシェアしたり、ウオールにアップすれば、興味のある人から何らかの反応があるでしょう。もし、「申込みました」なんて返事をしてくれる人がいたなら、幹事にその旨を連絡し、軽く他己紹介しておきましょう。そうすることで、当日、「○○(あなたの名前)さんのご友人の方ですよね」なんて具合に、幹事と友人知人の橋渡しができます。

 

ここが最大のポイントなのですが、幹事もそこに参加した友人知人も、あなたのおかげで新しいご縁がつながったわけです。あなたが会話の糸口になることで、あなたがあたかもそこにいるかのような存在感を醸し出すでしょう。そこにいなくても存在感バツグンだなんて、人見知りには最高の状態です。さらに彼らがビジネスやプライベートで何か進展すれば、出会いをつくった恩人として、彼らの間でいつまでも記憶に残り続けるのです。素敵ですよね。

金澤悦子

金澤悦子

はぴきゃりアカデミー代表

1991年株式会社リクルートに入社。営業に従事し、同年新人MVP賞を獲得。1994年株式会社キャリアデザインセンター設立にともない、転職。広告営業局次長、広報室長を経て、2001年『ワーキングウーマンtype(現ウーマンtype)』編集長就任。2005年働く女性のキャリアデザインをサポートする株式会社はぴきゃりを創業。新刊『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣(実務教育出版)」が好評発売中。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788911523/ninoya-22/ref=nosim/