2017.03.13

ビジネス
目上やご年配の女性へのエチケット

こんな時こそスマートな行動を

例えばパーティやお食事の席で初対面のマダムと同席した時。とても品格のある年配の女性とお隣の席になった時。今夜の接待は女性がメインゲストである時。お取引先の社長が夫人を伴って出席された時。ご年配の女性(お客様)の多い集まりでホスト役になる時など。できる男性でしたら、こんな時ほど堂々と礼儀正しく振る舞って、存在感と好感度を高めたいですね。日本の男性は、年上の女性への敬意の表し方がちょっと苦手な方も多いようですので。

礼節と上品さを好むのが年配者

世代も立場も人生経験も上の方にはとにかく礼儀正しい態度で接することが約束です。親しき仲にも礼節を守る。たとえ相手がフランクな言葉で話しかけてきても、こちらは砕け過ぎた言葉や乱暴な言い方は避けた方が無難です。きちんとした態度を貫き、上品な印象を与えた方が年配の女性からの信頼を得られるもの。やはり、きれいな敬語と丁寧な言葉遣いは間違いなく好感度の決め手です。雄弁である前に謙虚な聞き上手になることも時に大切。

上質なものを身につける

今日会うのが目上の女性でしたら、いつもより身だしなみと持ち物に気をつけましょう。なるべく相手と格を合わせるのも男性のエチケット。お食事や行動をご一緒させていただく時に、相手に恥をかかせないように十分な気配りを。ペンひとつ、靴ひとつでもよく見られていますので油断なく整えてから出かけましょう。

時間より早く着くこと

目上の方、年上の女性を待たせるのは全くのタブーです。約束の時間には十分早めに着いていること、とても大切ですね。特にご年配の女性は予想よりかなり早く到着されることが多いので、若いビジネスマンがよく失敗するパターンです。

レストランでのレディファースト

ゲストに大事な女性がいる時は、事前にサービス係に優先順位を伝えておくのも大切です。「社長より夫人を先に」「男性よりも年配の女性から」と指示をしておけば、お酒やお料理のサービスの順番に失礼が生じるのを防げます。ここでも早めに着く準備が成否の決め手。レストランで大切に扱われた時の女性の満足度は大きいので、これはぜひ得意技にしておきたいですね。

若い女性より先に!

いちばん気分を害するのは、自分よりも若い女性が優先されたり、ちやほやされることだそうです。うっかりやってしまいがちですが、目上の女性への敬意の表し方には暗黙のルールがあることをくれぐれもお忘れなく。

 

年配者たちに好かれる男性は、仕事のセンスもいい方が多いようです。「謙虚」かつ「堂々と自信を持って」エスコートをする。若くしてこの態度が備われば一目置かれる男になれるはずです。

佐野由美子

佐野由美子

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役 / カメリアエンタープライズ 代表取締役

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役、カメリアエンタープライズ 代表取締役レストランプロデューサー、研修講師、ビジネスマナー講師、女子栄養大学 「フードビジネス論」 非常勤講師 明治大学卒業後、OL生活を経て、20代後半からレストラン業に転身。自ら現場でのサービス経験、店長業務を積んだ後、30歳過ぎに独立。本格的なフードプロデュース業をスタート。あくまで現場主義のサポーターとして、多くの飲食店・サービス企業の経営改善に当たっている。「おもてなし」「ホスピタリティ」の大切さを伝えつづけてきて20年。「良い人づき合い」と「一流の接客」は、確かな「ビジネスマナー」が土台。名刺の使い方から、アポイントの取り方まで「プロを育てる」ための丁寧な実務指導にこだわる。自分自身の20年以上の接客経験が、講演や、現場指導、マナー研修などを通じて多くの共感を得ている。