2017.05.08

ビジネス
仕事がうまくいく人の「モノの言い方」をマネよう

やはり人格が表れるのは、その人の話し方

初対面でもこの人誠実そうとか、大人だな、頭が切れそうな人だな、という印象を持つのはやはり会話を交わした時ですよね。どんな声で、どんな表情で、どんな言葉で話をするかは、その人の履歴書であり、生き様の表れでもあります。

 

人が一生かけて学ぶべきことのひとつは「話し方」だそうです。いい言葉は必ず自分を助けてくれ、いい人間関係をつくってくれる。毎日使う言葉を意識して繰ると、知らぬ間に人からの信頼度もアップしますので、できる大人として磨き甲斐がありますよね。

初めは憧れの人の話し方をマネることから

私は接客が仕事であり、日々のおもてなしの中で相手の方に和んでいただくことを心がけています。また後輩たちの育成や、外での交渉事も責任ある役目。人一倍、「言葉」には敏感です。逆に話し方のうまい人、言葉のきれいな人、気転の効いた会話ができる人には瞬時に惹かれてしまいます。映画やテレビのシーンでも、今日会った人でも、自分にグッときた「言い方」はすぐメモをして、なるべくその日のうちに使ってみるといいですよ。いつか必ず自分の決め台詞になり、流れを変えられるようになります。

仕事がスムーズにいく人は、クッション言葉がうまい

仕事をスムーズに進めている人の「モノの言い方」をよく観察していると、「クッション言葉」の使い方が非常にうまいのに気づきます。

 

例えば、言いにくいことを切り出す時、依頼事をする時。

 

「身勝手なお願いとは承知しておりますが」

 

「大変心苦しいのですが」

 

「大変お恥ずかしい話なのですが」

 

「無理を承知でお願いに上がりました」

 

「お知恵を拝借したいのですが」

 

「〇〇のことで、今、頭を痛めておりまして」

 

断る時

 

「せっかくお声をかけてくださいましたのに」

 

「お役に立てず残念です」

 

「何とかできないものかと、よく考えさせていただいたのですが」

 

「やはり私では、力不足でお役に立てそうにありません」

 

「大変光栄なお話ですが」

 

「身に余るお話ですが・・・(私にはとても務まりそうにありません)」

 

「お力になりたいのはやまやまですが」

 

ちょっとしたモノの言い方ひとつであなたの印象は変わります。親しい仕事相手にこそ、丁寧なフレーズは忘れない方がいいですね。忙しいからと、ストレートな言葉ばかりを使いがちな方は少し損をしているかも・・・。仕事がうまくいく人は、人との円滑な関係をつくるのが上手。続きはまた次回にお届けいたします。

佐野由美子

佐野由美子

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役 / カメリアエンタープライズ 代表取締役

中国料理「赤坂璃宮」常務取締役、カメリアエンタープライズ 代表取締役レストランプロデューサー、研修講師、ビジネスマナー講師、女子栄養大学 「フードビジネス論」 非常勤講師 明治大学卒業後、OL生活を経て、20代後半からレストラン業に転身。自ら現場でのサービス経験、店長業務を積んだ後、30歳過ぎに独立。本格的なフードプロデュース業をスタート。あくまで現場主義のサポーターとして、多くの飲食店・サービス企業の経営改善に当たっている。「おもてなし」「ホスピタリティ」の大切さを伝えつづけてきて20年。「良い人づき合い」と「一流の接客」は、確かな「ビジネスマナー」が土台。名刺の使い方から、アポイントの取り方まで「プロを育てる」ための丁寧な実務指導にこだわる。自分自身の20年以上の接客経験が、講演や、現場指導、マナー研修などを通じて多くの共感を得ている。