2015.10.06

ビジネス
ソーシャルメディアでの投稿が、あなたの信頼を傷つけているかも

何気なく投稿している内容を見て、まわりの人がマイナスの印象を受けていることも

仕事の愚痴や自分のミス、ニュースで話題になった有名人への批判、家庭内での喧嘩。そんな何気ない日々の出来事を、ソーシャルメディアに投稿していませんか。その投稿があなたの信頼を傷つけているかもしれません。

ソーシャルメディアで露出してきたマイナス面

日々の生活のなかで「嫌だ」と思うことは誰にでもあるはず。そのエピソードを友人や同僚に、愚痴るというのはいつの時代も同じではないでしょうか。しかし、ソーシャルメディア上で共有するとなると話は別です。自分でも気づかぬうちに、誰かの信頼や好意を失うリスクがあるのです。

 

ソーシャルメディアがなかった時代は、付き合いのある相手について知る情報も限られていました。しかし、ソーシャルメディアが登場してからは、相手の家族構成から、仕事内容、思想、今日のランチまで様々なことが見えるようになりました。コミュニケーションの活性化という点では素晴らしいことも多いですが、マイナス面が見えやすくなったとも言えるのです。

こんな投稿には注意!

ソーシャルメディア上でつながっている人の悪口がマナー的にNGなのはもちろんです。しかし、名指しじゃないからといって油断していませんか。もしあなたが仕事がらみの愚痴や、業務上の自分のミスを嘆く投稿をしているのを他の人が見たら「この人には仕事を頼みたくないな」と思うのではないでしょうか。また、有名人・著名人などに対する一方的かつ行き過ぎた批判も注意が必要です。物事の一面だけで判断する人、すぐ批判に走る人のように映るかもしれません。たとえ家庭内トラブルとその不平不満といったプライベートなことでも、書き方によっては「こんなことを公にしてしまうなんて、ちょっと配慮が足りないのでは」と考える人もいるでしょう。

 

過去に上に挙げたような投稿をしていたら、見た人がどんな印象を受けるか考えなおしてみるとよいでしょう。

目的とつながりを見直してみよう

とはいえ、ソーシャルメディアにマイナスな情報を書きこんではいけないということではありません。ソーシャルメディアの使い方は人によって様々。誰かに迷惑をかけない限り、基本的には自由です。

 

ただ「何のために使うのか」と「誰と繋がっているのか」を考えたうえで使うことが重要です。トラブルを共有・議論することで前向きに考えるきっかけとして使っている人もいます。本当に心が許せる人にのみ公開にしているのであれば、そういった使い方もアリでしょう。しかし、仕事など自分の信頼性を大切にしたい人が多くいる場で、軽はずみな発言を繰り返すことは危険なのです。

 

自分が何のためにソーシャルメディアを使っているのか、つながっている人は誰なのか、公開範囲はどこまでにするのか。それらをしっかり考えたうえで、上手に使いこなしていくようにしたいものですね。

柴佳織

柴佳織

ソーシャルメディアコンサルタント

企業のFacebook活用やオウンドメディアの企画・運用支援・解析改善提案などを行う。Facebookマーケティングについては各種Webメディアで記事を執筆するほか、講師も務めている。 著書『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』技術評論社