レベルアップし続けるガンプラ、その驚異の完成度とは?

マンガ『ガンプラはなぜ37年も売れ続けているのか』で分かる現在形の魅力

40代の男性は、その大半が少年時代にガンプラ(ガンダムのプラモデル)を作ったことがあると思います。『機動戦士ガンダム』放送終了後にプラモデルの人気が爆発し、品薄になってなかなか買えなかったという思い出を持っている人も多いはず。

 

このガンプラ、ガンダムの新作アニメが作られるのと同様に、今でも常に新商品が発売され続けています。その販売数は、全世界で4億5000万個以上。その魅力をビジネス的視点から紹介するマンガ『ガンプラはなぜ37年も売れ続けているのか』(原作:ゆきもり 作画:ロドリゲス井之介 協力:株式会社バンダイ)も小学館から発売されています。

 

世界戦略、ファンとの真摯な向き合い方、金型とガンプラの「ポーズ」の関係など、さまざまな角度からガンプラに迫っているこの本。特に印象深いのは、ガンプラが常にレベルアップを続けているということと、それに携わる人々の熱意です。

 

「ガンプラ? 子どもの頃以来作ってないよ」という人は、今のガンプラに驚くはず。色を塗らなくてもかなり完成度が高く、接着剤も不要、アニメ同様のポーズが取れたりと、とにかく凄まじいレベルに達しているのです。「今のガンダムは分からない」という人も大丈夫。アニメ第一作、いわゆるファーストガンダムのプラモデルもたくさんありますし、商品によってプロポーションなどに個性が。

 

“ガンプラ現役”の人には当たり前のことかもしれませんが「子どもの頃は好きだったけどねぇ」という人には案外、知られていないかも。そしてそういう人こそ、今のレベルアップしたガンプラに触れてほしいと思います。

 

とか書いている僕も、実は買いっぱなしで組んでいないガンプラが家にいくつも。『ガンプラはなぜ37年も売れ続けているのか』を読むと“作る楽しさ”も伝わってくるので、この記事を書き終わったらさっそく……。

橋本宗洋

橋本宗洋

フリーライター

1972年、茨城県生まれ。格闘技、プロレスなどを中心に執筆。たまに書籍の編集や映画の取材も。アイドルのライブに行ったり深夜ラジオ聴いたりで、好きなものが中学生の頃からあんまり変わってない40代。