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chapter 2. ビストロへ行こう。「カッコいい管理職」のための実践的活用術

2017/06/09

両角 太郎

ビストロアンバロン店主

両角 太郎

数多くの接待を行うとともに、プライベートでも国内外で飽食を…

女性の部下のキャリア相談ごとにもってこいなんです!

前回は、パパの点数を上げるためのビストロ活用法、ということでプライベートにおける使い方をご紹介しましたが、今回は管理職らしく、仕事におけるビストロ活用法をご紹介したいと思います。

 

1985年の男女雇用均等法制定から30年が経過し、徐々に企業における制度も整ってきました。それでもなお、「見えないガラスの壁」は存在し、日々悩む女性は数多くいます。管理職として女性の部下を育てていくことは、男性の部下の指導以上に難しいことだと思います。

 

部下からキャリアの相談を持ちかけられるのは、最初は、会社の会議室というのが今でも世間の定番でしょうか? そして、その場で一通りの話は聞くものの、核心については、お酒の力も借りつつ、食事をしながら、というのが流れでしょう。男性の部下であれば、行きつけの居酒屋で、自然体で行きたいところですが、女性の部下となると中々難しいところです。

雰囲気は大切です。ホンネが引き出せるかも。

大体において、相談を持ちかけてきた時点で、相当切羽詰っていることも多いですし、女性も緊張しながら精一杯背伸びして、話を持ってくるケースもあるでしょう。そんなときは、相手の領分に入って話を聞いてあげることが、解決の糸口につながるかもしれません。世の中のフランス料理店、イタリア料理店におけるお客様は圧倒的に女性比率が高いことを見れば、洋食店でキャリア相談の機会を持つことは、部下の女性にとっては、ホンネを話しやすい環境を提供することになりますし、上司の株も上昇すること間違えなしです。

ビストロだとこんなメリットが!

ここでのお勧めは、イタリア料理店ならトラットリアやオステリア、フランス料理店ならビストロと言われるクラスのカジュアルな店。高級レストランとは異なり、①予算も抑え目であり、②ドレスコード等の堅苦しさもなく、③テーブルのサイズも大きくないので、それなりの距離感で話がしやすく、部下もリラックスして話が出来るでしょう。

部下にメニューや飲み物を任せるのもひとつのマネージメント

お店が決まったら、店名を部下に伝え、あとは、出来るだけ、部下に任せるのが基本。ご自身がフランス料理好きで、ワインにも詳しいのであれば、ビシッと決めるのも一手ですが、基本的に部下の方が詳しい場合が多いので、料理の選択、ワインの選択等、任せて好きに選んでもらってください。ワインの選択については、値幅が大きく不安だという方もいらっしゃるかもしれませんが、ビストロの場合、極端に高いワインを置いていないケースのほうが多いですし、何より、上司に相談に乗ってもらう時に、極端に高額なワインを頼む部下は稀有でしょうから心配は無用。

 

料理が決まったら、あとは、食事を楽しみながら、部下の話を聞きましょう。ここでのポイントは、「聞く」ということです。えてして部下は自分なりの結論を持って会食に望んでいることも多いので、とにかく相手の話を聞く、そして、疑問点には、質問をしてあげる。質問をする際には、Yes/Noで答えられる質問ではなく、オープンエンドな質問をすると、具体的に考える必要があるので良いです。効果的な質問は、部下が自分自身で考える手助けをしてくれますし、自分自身の頭で考えた解答には納得感があります。もちろん、部下からの質問に対しては、誠意を持って解答すべきですが、上から目線の説教となるような指示や命令的なアドバイスは避けましょう。

 

そして合間には、彼女が選んだ料理やワインについて、質問をしてみましょう。人は、自分が話をするほうが、より楽しくリラックスした気分になれるものです。そうして、リラックスした環境で話をするほうが、より建設的なアイデアが浮かぶと思いませんか?

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