2017.07.10

身だしなみ
「眼鏡は男を三分上げる」

今やメガネはごくごく自然にファッションの一部として取り入れられるようになりました。視力を補正するという機能面だけではなく、その人らしさ、その人のあり方やスタイルを表現するファッションのトータルコーディネートの一部として存在感も増しています。

 

昔からメガネを上手にかけこなしている男性からは「知性」を感じるといわれますが、その「知的に見える」という解釈はどこからきているのでしょうか。メガネ誕生からの歴史を紐解いていくと、水晶がレンズの役割を果たしていた時代を経て、13世紀頃からヨーロッパの肖像画の中にメガネが登場するようになります。当初は今のように耳にかけて装着するのではなく、手に持つか、細心の注意を払って鼻の上に乗せるスタイルでした。日本においては、1551年に宣教師のフランシスコ・ザビエルが現・山口県の大名・大内義隆に贈ったというのがメガネの最初の伝来という説や、室町幕府12代将軍・足利義晴が所持していたものが実在する最古のメガネだという説があります。いずれにしても、メガネは当時、重要人物とみなされるような人しか使用できないものであり、ただの道具ではなく、その人物の立場を表す「象徴」でもあったようです。「メガネ=知的」というイメージは、このような歴史的背景から生まれたものなのかもしれません。

メガネはあなたのメイクアップアーティスト

個人差はありますが、男性は女性と比べると顔全体、眉骨などの骨格が太く、額が平らであるところがメガネをバランスよくかけこなすのにメリットとなります。

また多くの男性はメイクをしませんので、女性がノーメイクを隠す理由でメガネをかけるのとは違い、逆にメガネをかけることで、メイクするかのように顔の凹凸を引き立たせる効果もあります。メガネは男性にとってはメイクであると考えると、「眼鏡は男を三分あげる」という言葉の意味も納得できます。そう、メガネはあなたのメイクアップアーティストなのです。

メガネのメイクアップ効果の例

・顔の大きさが気になる方→フレームのサイズを大きめにすると小顔効果があります。

・鼻が低い人→鼻の部分のパーツ(ブリッジ)の位置が高いものを選ぶと鼻筋が通って見えます。
○●⁻●  ×●-●

・眉と目の間が離れている人→ブリッジを高くすることで目立たなくする効果があります。

・目が小さい人→レンズは小さめで厚みのあるリムにすると、目が大きく見えます。

以上のように、男性にとってのメガネは「象徴」×「メイクアップ」なのです。 

 

あなたの存在感、個性をメガネで表現してみてはいかがでしょうか。

宮 キヌヨ

宮 キヌヨ

眼鏡コーディネーター

3,326人ものクライアントのデータから確立した独自のメソッド「似合うメガネ診断」が人気をよんでいる。ひとりひとりの顔立ちや好みだけでなくライフスタイルやニーズにあわせたカウンセリングはメガネコンプレックスから脱出できるだけでなくコミュニケーション力アップにつながると喜ばれている。