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[男のコーヒー学]本格エスプレッソで作るアイスカフェラテ

2017/08/12

有馬 敏浩

コピーライター

有馬 敏浩

男の美学を追求する東京下町在住の育メンライター

冷たいミルクを注いで夏を涼しく!アイスカフェラテを飲もう

今年の夏はとにかく暑い。照りつける日差しは強く、雨が降れば蒸し暑い。こうした日が続けば、いくらコーヒー好きでもホットを飲むのには気後れしてしまいますよね。そこで今回は、イタリア流コーヒーの愉しみ方、エスプレッソにミルクを注いで作るカフェラテについてご紹介します。ホットブラックこそがコーヒー通の飲み方と思っているのは間違いだった?やさしいミルクに隠れたコーヒーのほろ苦さを見つける、実は真のコーヒー好きにこそ相応しいカフェラテを今年の夏ドリンクにしましょう!

カフェラテ?カフェオレ?

カフェラテ(Caffe latte)はイタリア語、カフェオレ(Café au lait)はフランス語。どちらもミルクを入れたコーヒーで、「呼び方が違うだけ」と勘違いされることが多いようです。確かにどちらもコーヒー豆の種類は選びませんが、作り方がまったく違います。

 

カフェオレはドリップ式でコーヒーを抽出し、コーヒーと同量のミルクを入れてカフェオレボウル(持ち手のないカップ)で飲むのが一般的。対してカフェラテは、エスプレッソを使うのが一般的です。エスプレッソとは、深煎りで微細に挽いたコーヒー豆を水を沸騰させながら加圧状態で濾して抽出したコーヒーのこと。深く濃く淹れたエスプレッソに同量のミルクを注いだものがカフェラテとなります。

 

ちなみにふんわりと泡立てたスチームミルクをエスプレッソに入れたものはカプチーノ(Cuppuccino)で、少量のフォームドミルク(蒸気で泡立てたミルク)を入れたものはマキアート(Macchiato)。どれもイタリア発のコーヒーの飲み方です。

イタリアでコーヒーと言えばエスプレッソが当たりまえ

映画やドラマの中でイタリア人がコーヒーを飲んで渋い顔をし、「本物のコーヒーが飲みたい」と言うシーンを見たことはありませんか?イタリアにおいて、コーヒーと言えばエスプレッソが当たり前で日常の一部。日本人には香りが強く苦過ぎると感じるエスプレッソをクッと飲むのが一般的なスタイルです。そんなエスプレッソを家で愉しみたいと専用のマシンを購入しようとし、その高価過ぎる値段に諦めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでご紹介したいのは、イタリアではどの家庭にも置いてあると言っても過言ではないもっともオーソドックスな『ビアレッティ』のエスプレッソメーカーです。これなら小さいサイズだと3,000円から4,000円程度で購入でき、丈夫で長持ち、使い方もとっても簡単です。

 

『ビアレッティ』のエスプレッソメーカーは2段式になっており、水を入れる下段部分と沸騰することで加圧され濾過したお湯が溜まる上段部分に分かれます。上下の間に挽いた豆をセットすることで、水が沸騰する間にエスプレッソが出来あがる仕組みとなっています。直火式なので、コーヒーや水をセットしたら、あとはコンロなどの火にかけるだけ。グツグツコポコポといった音がしはじめ、音がしなくなったら出来あがりです。

エスプレッソならミルクを入れてもしっかりとした風味

カフェラテにこれが正解という飲み方はありません。家で作るのですから、エスプレッソとミルクの量は自分の好みで自由に。普段コーヒーはブラックで飲むという方には、少し多めの砂糖を入れてみることもおすすめします。ただし、使うコーヒー豆は極細挽き、焙煎度合いはシティロースト以上の深煎りがベストです。焙煎度合いにイタリアンローストというのがありますが、これは深煎りの最上級。エスプレッソを日常とするイタリア人が好む、豆を焦がしたかのような香ばしさが加わったスモーキーな苦みのある味の焙煎です。

 

本格エスプレッソで作るカフェラテは、コーヒー好きはもちろん、苦みが苦手という方にもおすすめできます。さらに抽出時間の短いエスプレッソは、実はカフェイン量が少ないというメリットもあります。この夏が暑過ぎてコーヒーを飲む機会が減ってしまった。そうした方は、ぜひ夏のコーヒーとしてアイスカフェラテを愉しんでください!

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