2017.09.03

身だしなみ
40代のメガネレンズの選び方~PC・スマホ対策用レンズ~

眼精疲労を感じたことはありますか。眼の奥が痛くなったり、頭痛、肩こり、吐き気、かすみなどです。

 

先日、40代後半の方でシニアアイのためにメガネを作らなければならないお客様がいらっしゃいました。メガネをかけることには後ろ向きな気持ちで、普段はメガネをかけておらず、近くの距離にあるもの(資料や雑誌、スマートフォンなど)を見るのに不便を感じるようになった様子でした。ですが、話を聞いたところ、眼精疲労の症状があったため、メガネを作る前に一度、眼科へ行くことをおすすめしました。眼科へ行っていただき、後日来店されたところ、メガネを普段からかけることで眼精疲労もかなり改善されることがわかり、眼精疲労から解放されるのならメガネをかけるのが楽しみだと、メガネをかける気持ちが前向きになられました。

 

40代の場合、目の調子の不具合はシニアアイ(=老眼)とも深く関連性があるので眼精疲労なのか、シニアアイなのかの区別が難しいケースがほとんどですが、集中して文字や画像を追う作業が続くことで下記のような行動や症状はシニアアイのケースが多くみられます。

 

□雑誌、本の文字がかすんで見える

□一瞬、つい離して雑誌や本、スマートフォンを見てしまう

□手元のキョリ(30㎝~40㎝)で文字をみるときピントをあわせるのに時間がかかる

□近くのものを見て、すぐに遠くをみようとしたとき、ピントが合わない

□近くのものを見るとき、つい眼鏡を上げてみてしまう、はずしたくなる

 

さらに、シニアアイと眼精疲労が混在してしまっている症状として下記のような調査結果がありました。

 

トレンド総研による20~70代 男女600名(年代性別均等割付)を対象とした「目の悩み」に関するインターネット調査(調査期間:2016年11月18日~11月22日)によると
「現在、目の悩みはありますか?」-全体の71%が「ある」と回答。
「どのような目の悩みがありますか。」-「疲れ目」が71%、「かすみ目」が39%
さらに具体的な症状としては「目がショボショボする」が76%、「目の奥が重いと感じる」32% 、かすみ目を自覚している人(169人)のうち「ピントがあわないと感じる」と81%が回答しました。

 

確かに目の不具合とピント調節力は密接な関係があるため、ピントが合わないと感じるようになったら一度眼科で診てもらうこともおすすめします。

【メガネで眼精疲労予防するには】

PC用レンズといわれるものには3つのタイプがあります。

◎レンズコーティングや色で雑光やブルーライトカットしているもの

代表的なレンズに 

■青山眼鏡 bui : ビュイ。ネッツペックコーティングにより、コーティング部の間を透過した光が、水の波紋のように広がって干渉を起こし、優しい光だけを目に届ける

 

■HOYA キャリアカラー ・JINSSCREEN などPC用カラーレンズ :短波長光をカットすることで青色光の透過が抑制されチラツキ感が減少し、明暗の差がはっきりとした見え方やシャープに見える

 

■各レンズメーカーブルーライトカットコーティング :従来コートに比べて青色光を軽減。カラーレンズほどのブルーライトをカット効果はないが、光を和らげ、チラツキ感が減少する効果がある。
※メーカーによって効果は異なる

◎レンズ素材でブルーライトをカットしているもの

代表的なレンズ 東海光学ルティーナ

光によって酸化ストレスをうけ、劣化が起きやすい

ルテイン(色素)を保護することで酸化ストレスを軽減し、色素劣化を抑え、サプリメントを摂取するようにレンズで眼を健康に保つ効果がある。また、チラツキ感が減少し、シャープに見える。

◎レンズ設計で眼の筋力の使いすぎをサポート

代表的なレンズ HOYAリマーク ・ Nikonリラクシー・ 東海光学ベルーナリラクサス

遠くを見るのに適した度数のメガネは近くを見るときには眼に負担を強いているため、レンズの下半分を近くを見るときに眼をサポートする度数をいれたリラックスゾーン設計で眼をやさしくサポート。

 

眼の健康もじっくりと向き合うことが必要な40代、あなたに合った眼精疲労予防レンズに出会うためにはお店でゆっくり相談することが大切です。

宮 キヌヨ

宮 キヌヨ

眼鏡コーディネーター

3,326人ものクライアントのデータから確立した独自のメソッド「似合うメガネ診断」が人気をよんでいる。ひとりひとりの顔立ちや好みだけでなくライフスタイルやニーズにあわせたカウンセリングはメガネコンプレックスから脱出できるだけでなくコミュニケーション力アップにつながると喜ばれている。