展覧会も開催、音楽を聴く最新スタイルは「ラジカセ」?

アラフォーには懐かしく、若者には新しいその魅力

映画の世界ではリメイク、リブートが当たり前、ファッションも周期的なブームがあり、アラフォー世代の「懐かしい」が「新しい」になることもよくあります。それは音楽や、その聴き方にも言えること。

 

現在はCDが売れない時代、世界的にはストリーミングサービスが主流とも言われています。日本でも、CDを買ったとしてもPCに取り込んでiPhoneで聴いている、という人が多いのではないでしょうか。

 

そんな中、あるCDショップでポータブルCDプレイヤーが販売されており、驚いたことがあります。「家まで待てない人」用とのことで、確かにPCに取り込まなくても聴くことができるし、CDという「モノ」を手に入れる充実感も。

 

そうかと思えばコミック原作の人気映画シリーズ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」には、SFながら主人公がカセットテープで音楽を聴く場面が登場し、インパクトを残しています。また有名セレクトショップでラジカセが販売されていたり、どうなってんの…と思ったら、どうもラジカセがブームになってきているとのこと。8月には都内で「大ラジカセ展」なるイベントも開催されました。

 

我々の世代には、カセットテープにはデジタルプレイヤーとは違う使い勝手のよさが感じられます。一方、若い人たちには「めんどくささ」も魅力の模様。フィルムカメラや機械式の腕時計がなくならないのと一緒なのかもしれません。ゴテっとしたデザインも、いま見ると妙にかっこよかったりして。

 

ラジカセが誕生してから、約50年。もしかしたら、少年時代に作ったMYオリジナル編集テープをまた聴く日がくるかも?

橋本宗洋

橋本宗洋

フリーライター

1972年、茨城県生まれ。格闘技、プロレスなどを中心に執筆。たまに書籍の編集や映画の取材も。アイドルのライブに行ったり深夜ラジオ聴いたりで、好きなものが中学生の頃からあんまり変わってない40代。