
できる男は演出家
シーンに合わせたいいお店を知っていること、予約のしかたが上手いこと、テーブルで相手を楽しませる会話ができること。どれも大切な条件ですが 今回は店側から見て 特別な日のお食事の演出がニクイお客様のことをご紹介しますね!
バースデー祝いのお食事
いくつになっても人生の中で良き思い出となる幸せな日。ハッピーバースデーを心から祝福しましょう。レストラン側も「お誕生日のお祝い」というご予約をいただいたら最大限のサービスでお手伝いしたいと張り切るものです。行きつけのお店なら シャンパンやバースデープレートを用意してくれるはず。お料理や飲み物はあらかじめ主役の好きなものを伝えておくと完璧です。プレゼントを渡すなら乾杯の時がベスト。ブーケを渡したいなら事前に花屋さんに頼んでお店に預かってもらうといいでしょう。お店によってはイメージと予算を伝えればアレンジをして手配してくれるところもあります。とにかく「予約」の時にしっかりとリクエストと打ち合わせをしておくことが成功の秘訣です。
長寿のお祝い
ご家族でのお食事会の定番ですね。個室でのアットホームなお祝い席はとても微笑ましい光景です。ご年配の方を招く時はお昼が向いています。成功のポイントはひとつ。「いつまでもステキに若々しく!」の気持ちを皆で届けることです。決してお年寄り扱いをしないこと。プレゼントも地味すぎる物はタブー。あまり嬉しくなさそうですよ。実年齢より明るく若く見える物、ご本人の趣味の物やこれからの人生をますます楽しめそうな物を選ぶといいでしょう。「還暦(60歳)」は今の時代 元気盛り、人生の折り返し点ですから「お誕生日会」とされる方が多くなりました。とにかく、皆で集まって「おめでとう!」を伝えることが何よりのプレゼントです。
結婚祝いのお食事会
派手な結婚式をされないでレストランでのお食事会を開いて二人の門出を祝う方が増えています。ごく親しいお仲間たちで、ささやかでも幸せなお食事会を企画される方は素敵だなぁ、といつも思います。ご本人たちの負担にならないようにランチの個室を予約してみては。ご両親やご兄弟を一緒に招待されると「特別な日」の感動もひとしおのようです。ご両親からのお言葉や二人からの感謝の気持ちを伝える場面を、さりげなく上手にリードするのをお忘れなく。ホスト役の腕の見せ所、演出しがいのあるお食事会ですね。
彼女との記念日
これはもう、ここ一番のテーブルを予約しましょう。初めて行くお店は自分も緊張しますから避けた方が良さそう。せっかくの二人の記念日です、乾杯のグラスはあらかじめテーブルにセットしてもらってください。ミニブーケは 事前にお店に預かってもらいましょう。
こういう時、お店の人は200%あなたの味方です。席の予約をする時には必ず、「特別な記念日」とお伝えください。あとは お洒落をして堂々とエスコート…ですね!