「先駆け!! 男FOOD塾」修行7:マインドフルネスと食べる知恵 前編

エリートビジネスマンが日常実践しているヴィパッサナー瞑想

すっかり朝の空気が肌にひんやりする秋になりました。私の親愛なる40代男子の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?今回の話は前回からの流れからすると、は?なに突然に?というトピックかもしれないですが、今グローバルで活躍するビジネスマンたちに静かにじわじわ定着してきているマインドフルネス瞑想の体験を前編に、瞑想に入りやすい食の知恵を後編に渡ってお伝えしたいと思います。

 

今年の初め、誕生日を迎えた私は「新しい歳の抱負は何?」と、デーティング(友達以上恋人未満のデート期間)をしていたフランス人男性に聞かれました。「うーーん、新しい自分、新たな自由と冒険」とかなり抽象的な返答をしたら、いつにも増して彼が身を乗り出し私にアドバイスを始めました。「自分を変えたければ、ヴィパッサナー瞑想合宿に行くといい。」え?ヴィパッサナー?瞑想?今まで、自分の中では「瞑想」はとてもじゃないけど、縁遠いところにある存在で、どちらかというと無関心。。。集中力の持続に不安を覚えるし、思考をゼロにするなんて無理無理、まして座禅は足が痛くて絶対に無理ですからと思っていた私が今すっかり夢中になっているのがヴィパッサナー瞑想で、それを知ったきっかけはデート相手だったというノリ。笑

 

ヴィパッサナー瞑想に惹かれたのは、スピリチュアルでも宗教でもヨガでもないという点が第一で、「生きる知恵」「10日間コースは泳ぐ技術を習得しにいくのと同じようなこと」という彼の明快な説明にとても興味を覚えました。早速、自分に瞑想ができるか不安ながらも千葉県茂原市で行われるヴィパッサナー瞑想合宿10日間コースを申し込み、今年GWに参加してきたのでした。なにより彼は某大企業マネジメントクラスの優秀ビジネスマン。そんな彼が日常実践しているという生きる知恵なる瞑想を私もやってみたら、少しは賢くなるかもしれないという期待をしつつ。(しかし、彼はそんなエリートさをまったく感じさせない謙虚さとまるでバックパッカーのような風貌のギャップはまさにマインドフルネスの現れなのかも)

 

マインドフルネスは「今ここ」に集中して、混乱した心を観察して平静でいられる状態のことで、実践法として適している呼吸と体の感覚に意識を集中するヴィパッサナー瞑想を科学者が注目していると『Newsweek日本版』(2017.10.10)の特集にもなっています。米国人ジャーナリストのヴィパッサナー瞑想合宿10日間コース体験記事、企業研修や医療現場で導入が進んでいる事例が記事にあります。(ヴィパッサナー瞑想訓練ができるセンターは世界中にあるのです)

 

ヴィパッサナー瞑想は仏教ではなくて、ひとりの賢者ゴータマ・シッダルダが2500年前に提唱した生きる知恵と技術です。ヴィパッサナーはパーリー語で「ありのままを観察する」という意味で、実社会において、いかにストレス(嫌悪、悪意、敵意、みじめさ、渇望)を心に溜めないで生きていくかという瞑想による実践法。私が推奨している日ごろから無駄な毒素を溜めないでデトックス体質にしておくクリーンイーティング食生活と見事にリンクする!という気づきを合宿4日目に得てから、一気に深く瞑想の加速が進んだのでした。今まで瞑想にまったく関心のなかった私は、実は瞑想に入りやすい食生活をずっと続けていたという。心と体のデトックスがヴィパッサナー瞑想によってひとつになったというおもしろさも私を魅了しています。次回はそんな瞑想に入りやすくマインドフルネスを得やすい食べる知恵をお伝えしますね。

WOONIN(ウーニン)

WOONIN(ウーニン)

ローフード教室「R.A.W. raw food atelier woonin」主宰

1973年生まれ。ニューヨーク市立大学ハンター校卒業。2009年会社員時代にローフード、スーパーフード、コンブチャのウェルネスフードに魅了される。現在ローフード教室「R.A.W.」主宰の他、雑誌や書籍でのレシピ考案やスタイリング、企業の商品レシピ開発、飲食店レシピプロデュースなど活動の場を広げ、活躍中。近著『ジャースムージー & サラダ』(主婦の友社)がアジア圏でも好評発売中。ほか著書に『まいにちスムージー100』(https://www.amazon.co.jp/dp/4074242435/ 主婦の友社)がある。Instagram:@woonin_lifestyle