
まずは自己診断でパーソナルカラーをチェックしよう

あなたは、あなたの得意な色をご存知ですか。「黒」、「茶」、「紺」。この辺りの答えが出てくるでしょうか。似合う色というのはこの「黒」、「茶」、「紺」の「色」で終わりではありません。色は単体で着ないからです。ス-ツであればネクタイ、ジャケットであればパンツ。様々な色との合わせ方が重要になります。黒に白か、グレ-か、赤か。「色」だけでなく色達の作る様子、強さ、弱さ、そんなことが重要になってきます。
ルシ-ドでお馴染みの田辺誠一さんは赤いシャツに黒のパンツでは強すぎて、ちょっと頑張ってる感。でも、浅野忠信さんならクールでカッコいい。逆に、薄い水色のシャツに淡いグレ-のパンツでは浅野忠信さんは物足りなく寂しく見える。でも田辺誠一さんなら爽やかです。この感覚を皆さんがお持ちであるなら、あなたの似合う色の様子も当然他者は感じ取っている、知らないと損をする、と言うことになります。
この似合う色の様子を診るものに「パ-ソナルカラ-診断」という手法があります。パーソナルカラーは、分かり易く4つの季節に分類されています。今回はまず、下記のチェックシ-トでご自身のパ-ソナルカラ-を自己診断していただきます。
パーソナルカラー自己診断チェックシ-ト
次の項目の中でご自身に当てはまると思う所にだけチェックを入れてください。
AならAの項目すべてが当てはまる必要はありません。よくわからない所は答えなくても大丈夫です。
A
□ 髪の色が明るい茶色
□ 髪質が柔らかい
□ 癖っ毛
□ 瞳の色が明るい茶色
□ 童顔
□ 肌が明るくハリがある
□ 日焼けすると軽く小麦色になる
□ 若々しく元気な印象だと言われる
B
□ 髪の色が、ソフトな黒
□ 髪質が柔らかい、もしくは細い
□ 癖っ毛
□ 瞳の色がやや茶色、またはソフトな黒
□ 優しい目をしていると言われる
□ お酒を飲むと赤くなる
□ 日焼けすると赤くなってじき冷める(日焼けをしない)
□ 優しく上品な印象だと言われる
C
□ 髪の色が濃い茶
□ 髪質が硬い
□ ゴワつきのある毛流れ
□ 瞳の色が濃い茶
□ 肌が油っぽくない(マットでテカリが少ない)
□ 日焼けするとこんがり小麦色になる
□ 大人っぽい印象だと言われる
□ 顔が濃い
D
□ 髪の色が黒い
□ 髪質が硬い
□ 直毛
□ 瞳の色が濃い
□ 目力があると言われる
□ 肌色は色白か色黒、または黄みが強い
□ 日焼けすると赤くならず赤黒くなる
□ 個性的・存在感があると言われる
(『なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?』山崎真理子著 より抜粋)
どの項目に多くチェックがついたでしょうか? 一番チェックの多かった所があなたの似合うタイプである可能性が高くなります。
結果は、Aが一番多かった方「春タイプ」。Bが一番多かった方「夏タイプ」。Cが一番多かった方「秋タイプ」。Dが一番多かった方「冬タイプ」。
冬のコートを例にタイプ別「似合う色」をご紹介
パ-ソナルカラ-は黒か茶か紺かで終わるほど単純ではないことは前述した通り。けれど結果がでれば当然知りたい「似合う色」。今回は冬のコ-トを例に大きな枠だけお伝えさせていただきます。
春タイプ 明るくきれいな色がお得意。コ-トであればキャメル・ベ-ジュ。きれいめのオレンジは春タイプならでは。
夏タイプ 優しい色がお得意。コ-トであれば薄いグレ-・グレ-っぽい紺(黒はキツい印象)。
秋タイプ 深くシック、もしくは渋い色がお得意。コ-トであればこげ茶・辛子色・カ-キ。
冬タイプ 強くシャ-プな色がお得意。コ-トであれば黒・紺・チャコ-ルグレ-。黒は冬タイプの色。
余談ですが、真っ黒な髪は冬タイプの真骨頂です。シルバ-グレ-の髪は冬タイプと夏タイプの方にしか似合わない、と言うのもあります。似合う色は様々なところでその威力を発揮します。続編を是非楽しみにしていただければと思います。