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男の着物は度胸と愛嬌!モテを引きよせる幸せ着。

2017/11/18

宮下 貴行

京ごふく宮下 若ダンナ

宮下 貴行

着物だけでなく、和のことなら何でもよろずご相談引き受けます…

vol.6 やっとバリエーションが登場。悩んでいた帯結びも とってもかんたんになってますよ。

今回は着物の明るい未来を切り開く!? 帯のお話をメインにさせていただきましょ。

 

年末に向けて、秋が深まってきましたねぇと申し上げたいところですが、俊足で過ぎ去ってしまって、 風情を感じることなく冬がきてしまう気がします。

 

でもね、お着物にとっては、いいシーズンの到来。特にミドルエージの男性にとっては、額や背中が汗ばむことなく、さらりと涼しい顔して着られるので、初めての方にも優しい季節です。もちろん、いつでも楽しんで頂きたいな、というのが本音ではあるものの、冬はやっぱり着物押しさせていただきましょ。

 

最近の男性着物でも、かんたんにしめられて手頃な帯が、たくさん売られるようになってきました。
ぼくの周りにもたくさんいる、全国の若手後継者たちの奮闘と世間さまのニーズとがやっと合ってきたのかもしれません。

嫌われものだった可哀そうな帯にも変革がやってきた!

みなさんがお着物召される時に「これが嫌だよな、めんどくさいし、上手く出来ないしね」というものの代表格が帯。女性も帯で悩まれる方が多く「大汗かいたー 着崩れるからいや!」なんて声、よく伺います。 

 

着付けてもらえれば、スバラシイ仕上がりになるのに、自分ですると時間や汗との奮闘が避けられない。その上、お人によっては手がまわらないなんて三重苦も。なんとか仕上げられても型が決まらず、襟元身頃も次第に着崩れ地獄へ引きずられ・・・・・・気づけば汗だくに。着終わった時はお出かけ前なのに、ぐったりという経験をお持ちの方も多いのでは!?

3つの男結びの代表は“貝の口”

みなさんがよく目にしているだろう男帯は、だいたいは「角帯」とよばれる一般的な男性帯。

 

幅は10センチ程度、長さが4メートルほどあります。フォーマルから、カジュアルまでなんでも使えるなかなか使い勝手のいいもの。きちんと織られたいいものだと、体幹をしっかりとサポートしてくれて、姿勢もぴしり。腰骨の上から巻いて、おへその下の前部分を少し下げれば、決まるんですよコレは。

 

ある一時期男性も、「腰ジーンズ」みたいなものが流行っていましたけど、ああいうのも原点は着物の帯結びじゃないのかなぁなんて思いました。まさに腰骨にひっかけて身につける、なんて同じだもんで。

 

でもこの角帯・・・・・・慣れないと、かための生地だから巻きづらいと感じる方多いです。ここが好きかきらいかの分かれ目、道が左右に別れる分岐点。

不器用な人も、ラクしたい人も。帯にも新アプローチ。

そこで、最近人気なのが「兵児帯」という柔らかい生地のもの。幅もワイドに作られていて、とってもリラックスして締められるもの。サザエさんの波平さんがご自宅で着ていたあのイメージ。

 

手前に来る部分に芯入りや、おしゃれカラーバリエーションなどオシャレ用がどんどん登場しまして、ちょいとアップグレードしたものがあります。基本的にはカジュアルユーズなので、冠婚葬祭などのフォーマルな場合はTPOでご判断を。今どきは、よほどでないとうるさく言われることはないかなと思いますけど。

 

やっぱり、楽しくって、美しく着たい。「あの着物の男性素敵だねって」言われたいじゃないですか。身につけてしまえば、「カンタン帯(兵児帯)」か「ちょっとめんどくさいけどちゃんと帯(角帯)」か、なんて今は誰も文句言いませんし(願わくば)。

 

今や男女とも「手間いらず・汗知らず・着崩れ知らず」の帯商品がでまわってきて、多くの着物ファンたちにも浸透してきた感じがしてきたので、ビギナーにもとっても優しい環境が整ったのかもしれません。
帯がカンタンに結べると、ぐっとハードルが下がるのはまちがいなし。時間短縮・負担軽減。着物界の救世主デスネ!

 

多くの方がご存知だろう、幕末に生きた長州藩士・坂本龍馬の有名な身体がちょっとナナメのあの写真。
紋付着物に袴姿、足元レザーブーツですからね!当時長崎や下関から入ってきたと思われる舶来の情報や品々に触発されたのかな、なんて考えると龍馬はかなりモダンボーイ。すごいファッション コンシャスな人だったのでは、なんて思います。

 

着物もどんどん今、をとらえて、今、に寄り添って革新あるのみ!
いままでも、そしてこれからも日本男性の強力コンテンツのひとつですから。
2020オリンピックも来ますし、男着物がクールと世界でもムーブメントが起こるよう日々精進いたしましょ。

 

さて、次はいよいよ新年度を彩る1本をお届け予定。
寿の着こなしについてお話ししようと思います。ますますの「日本いい男増産」を目指していろいろなお話をしていきます。来年もひき続きどうぞよろしくお願い申します!

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