「先駆け!! 男FOOD塾」修行8:マインドフルネスと食べる知恵 後編

瞑想に入りやすくなる5つの食べる知恵

前編の記事公開から1ヶ月。私の親愛なる40代男子の皆さま、本屋でずらっと並んでいる瞑想、マインドフルネス関連の書籍を目にされた方も多いのではないかな。私は10月後半からヴィパッサナー瞑想10日間コースを支える食の裏方で毎朝5:30から約70人分の菜食ごはん作りと毎日3時間の瞑想の日々を過ごしておりました。今回は自分が瞑想修行者の奉仕者(ボランティア)としてお手伝いにまわり、1日約10時間の瞑想に必要なエネルギーの元になる食事を実際に作ってきましたよ。それにしても職業欄にわかりやすく料理教室運営と書いたばかりに初めての奉仕でシャモジひとつどこにあるのか分からないにもかかわらず、チームリーダー的な役に指名されてしまったハプニング!?がありつつも、自然体でやれることができたのはベテラン奉仕者さんたちのサポートのおかげ。多少の失敗はあっても修行者に心を込めて作ることに重きをおいた8名のチームワークはまさにミラクル級でした。瞑想者という共通項は初対面同士でも、どうも調和を生み出すようで。瞑想修行の舞台裏にいた貴重すぎる体験をしてきました。

 

ともあれ、朝4時半から始まる瞑想修行は休憩や食事をはさみながら合計約10時間。長時間座りっぱなしで、ある程度の距離を歩いたり、運動することもままならない環境なので、実際にお腹が空くのか不思議かもしれないですね。ところがヴィパッサナー瞑想は意識を自然の鼻呼吸や微細な体の感覚に意識を集中する練習を重ねるので、お腹がとっても空くのです。そして、日ごろの食生活が反映される機会でもあります。瞑想をさまたげる暴飲暴食を続けていると、じぶんの感覚の鈍さに驚くことになるでしょう。瞑想は実社会において、例えば、さまざまな困難やアクシデントに見舞われても平静な心で対処して、最善の解決法を見いだせる生きる技。ストレスをためずに、心に健やかな調和と平和を育みます。目下、私が瞑想訓練を重ねている大きな理由のひとつ。

 

仕事やプライベートで人生のいろいろな経験や体験を積んでいる40代男子の皆さまこそ、人生のさらなる深みを得られる瞑想、マインドフルネスは最適だと思うのです。瞑想を長く続けるほど、大脳皮質の皺が増えて、脳が活性するという研究論文も発表されています。うーん、たたずまいの穏やかさと冴えた頭、愛のあふれる瞳はたくさんの人を魅了する素敵な50代男子になるはず。

 

そして、本題。日ごろの心がけで瞑想に入りやすくなるマインドフルネス食5つをあげますね。ぜひおためしください。

瞑想に入りやすくなくなる5つの食べる知恵

1、 毎日、野菜をたっぷり
3度の食事に必ず野菜のおかずを付け加えましょう。サラダはもちろん、野菜具沢山の味噌汁でもいいし、野菜炒め、ほうれん草や小松菜のお浸し、キャベツの千切り、根菜の煮物、、、たくさん身近に野菜料理はあります。連載でご提案したグリーンスムージーや最強サラダも復習しましょう。優しい健やかな心が持続します。

 

2、 しっかり水を飲もう
1日、意外と飲んでいなかったりする水を意識して朝起きてからから寝るまでの間にちょくちょく合計約1.5リットルは飲むようにしましょう。水は不純物を分解して流してくれる働きがあるのでデトックス効果と、酸素が体の隅々まで行き届くので、思考をクリアにします。

 

3、 麺類よりもお米中心
お米は気を充満させるパワーがあります。持久力とやる気を養います。腹持ちもいいので、食欲コントロールにも。特に怒りっぽい方はイライラ防止と落ち着いた心に繋がります。小腹が空いたらおにぎりで、ホッとしましょう。

 

4、 男ならの激辛フードは避ける
ガツンと刺激を与える男らしい!?激辛スパイス成分ですが、精神の興奮、心拍数増加、アドレナリン多量分泌。戦いに挑むのではなくて、心の平静さを養うのが瞑想。激辛アディクトの男子は注意を。

 

5、 気合のニンニクはパウダーで代用
刺激が強いので、気が散漫になり、じっとしているのが苦痛に。瞑想合宿の食材にも入っていませんでした。とはいえ、ニンニク好きの方は穏やかな刺激のガーリックパウダーを使用するといいですよ。

 

この5つの食べる知恵を実践していると、いざ瞑想を始めるときに多いに役立つことでしょう。そして、もうひとつ付け加えると、長い時間、座禅を組むのは本当に脚が痛くて辛くなるので、日ごろから股関節をやわらかくしておくのが得策です。人生の生きる知恵、マインドフルネス瞑想で心からの幸せを。

WOONIN(ウーニン)

WOONIN(ウーニン)

ローフード教室「R.A.W. raw food atelier woonin」主宰

1973年生まれ。ニューヨーク市立大学ハンター校卒業。2009年会社員時代にローフード、スーパーフード、コンブチャのウェルネスフードに魅了される。現在ローフード教室「R.A.W.」主宰の他、雑誌や書籍でのレシピ考案やスタイリング、企業の商品レシピ開発、飲食店レシピプロデュースなど活動の場を広げ、活躍中。近著『ジャースムージー & サラダ』(主婦の友社)がアジア圏でも好評発売中。ほか著書に『まいにちスムージー100』(https://www.amazon.co.jp/dp/4074242435/ 主婦の友社)がある。Instagram:@woonin_lifestyle