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春夏秋冬山とアロマにぞっこんな女性ライターのアウドドアコラムBOY MEETS NATURE.

2017/11/24

山畑 理絵

アウトドアライター

山畑 理絵

春夏秋冬365日、山とアロマにぞっこんなアウドドアライター

Vol.6 わたしが29歳でログハウスを建てた理由

こんにちは。アウトドアライターの山畑理絵です。今年6月からスタートしたアウトドアコラム「BOY MEETS NATURE」。 これまでは季節に沿った山の楽しみ方や、山に必要なアイテムのお話をしてきましたが、6回目の今回はちょっと趣向を変えて、私の日々の暮らしについてお話してみようかなと思います。

セルフビルドしたログハウスでの暮らし

去年の夏、私が29歳の時、実家の庭の隅にログハウスを建てました。といっても、広さは四畳ほどしかないので、丸太小屋のような大規模な姿ではなく、実際には「小屋」と呼んだ方がしっくりきます。

 

その小屋で、私は日々原稿を書いたり、アウトドア道具を愛でたり、ゴロゴロしたり、コーヒーを淹れたりして過ごしています。ログハウスを建てた当初は、置いてあるのは大きめのデスクと本棚、アウトドア道具くらいで、仕事と趣味の部屋、といった感じでした。でも、居心地の良さからか、徐々にモノが増えはじめ、もはや「お風呂とトイレと冷蔵庫のないワンルーム」とでも言った方がイメージしやすいかもしれません。

実は、「いつかはログハウス!」と、特段思っていたわけではありませんでした。欲しいなと思ってから完成するまでの 期間は、約6か月。色々なタイミングとご縁が重なり、あれよあれよという間にコトは進んでいきました。
私のログハウスは「セルフビルド方式」と言って、専門店からキットを買い、自分で組み立てていく方法です。建て方については長くなるので次の機会に書くとして、今回は建てようと思った理由について綴ってみようと思います。

キッカケは、シェアオフィスへの憧れから

フリーランスのライターになって5年。これまで作業していた自宅の一室では手狭になり、シェアオフィスを探すことにしました。私は職業柄、取材に出ている時以外は一人で作業していることがほとんど。口ウルサイ上司がいない分、気軽といえば気軽ですが、ポロっと弱音を吐きたい時もひとり、息抜きに世間話をしたいと思ってもひとり、ランチもひとり。時々「さみしいなぁ~」と感じることがあり、自分と同じようなフリーランスの人々が集う場所で仕事をしてみたい、という気持ちがありました。

でも、私の生活拠点は郊外。「山や自然の近くで仕事をしたい」という想いが強かったため、都内でシェアオフィスを借りる選択肢は最初からなく、なかなか好みの施設に出会えませんでした。いっそ家の近くに安いワンルームアパートを借りようかと考えていた頃、アウトドア仲間が市販のキットを買って、ミニログハウスを建てた話を思い出したのです。

 

興味本位でネットで調べてみると、キットの値段は安いもので50~70万円前後。もちろん手間と労力、知識が必要なことは分かっていましたが、1年ちょっとアパートを借りるくらいの値段で買えることを知り、「そういう選択肢もアリかも」と、考えるようになりました。

とはいえ、駆け出しのフリーランスにログハウスを建てる土地なんて買えるはずがありません。ならば、実家の庭に建てられればいいんだ! と思いました。いずれ実家を継ぐつもりだったので、仕事場としてだけじゃなく、ゲストルームや子どもの勉強部屋にしてもいいし、そこで好きなアロマのワークショップを開催してもいいな、と。30歳を目前にして、“これからの理想の暮らし”を真剣に考えた時、ログハウスを建てる投資が現実的に思えてきたのです。

建てられそうなスペースの見当がつき、ログハウスを専門にしているメーカーさんに相談。そこで、まずは役所に電話をするようアドバイスを受けました。「建築確認申請」が必要かどうか確認するためです。自分の土地とはいえ、なんでも好き勝手に建てていいものではなく、事前の条件確認が小屋作りで損をしないキーポイントになるそうです。

 

建てる前に知っておきたい法律と税金のこと、失敗しない構法と土地のこと……。ログハウスを建てるにあたり、こういった小難しい話にも直面しました。「なるほど~」「へぇ~」と驚くことも多かったので、これも次回お伝えできればと思います。そういった条件をクリアして、ログハウスメーカーさんと設計について煮詰め、いよいよ施工をスタートさせるのです。

好きなモノ・コトに囲まれた「ログハウス」という空間での暮らしは、色々な側面から私自身を豊かにしてくれました。

もちろん、仕事で煮詰まる時も多々あります。締め切りに焦って、眠れない夜も日常茶飯事です。
でも、そんな時こそ一度手を止めて、コーヒーを淹れたり、道具を眺めたり、テーブルやイスの配置を換えたり、窓から 庭を眺めたり。そんなことをしていると、疲弊していた気分が穏やかにリセットされていくような気がして、今日も私はここで原稿を書いています。

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