スーツの男の人
気になる40代のお金事情!40代の平均貯蓄・負債額情報

「遠い未来」だった老後の暮らしや老後の生活資金。それらがいよいよ、「考えるべきリアルな問題」になってくる40代。

同世代がどのくらいの貯蓄をしていて、どのくらいの支払い(負債)を抱えているのか。どのくらいの貯えがあれば老後困らずに生活できるのか。

お金について真剣に考え始めている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、40代の平均貯蓄額や平均負債額など、40代のお金事情についてご紹介します。

 

40代はどのくらい貯蓄している?

●【総務省統計局の調査結果から】 “すべての貯蓄”はいくらある?

参照:総務省統計局 「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成29年(2017年)平均結果-(二人以上の世帯) Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/h29_gai4.pdf

 

総務省統計局が2017年に実施した『家計調査報告(貯蓄・負債編)―平成29年(2017年)平均結果-(2人以上世帯)』では、1世帯あたりの貯蓄現在高や負債現在高を調査しています。

この調査によると、40代の平均貯蓄現在高は1,074万円

 なお、この総務省統計局による調査で「貯蓄現在高」に含まれている項目は、『郵便局,銀行,その他の金融機関への預貯金,生命保険・積立型損害保険の掛金,株式・債券・投資信託・金銭信託等の有価証券(金融機関への貯蓄)と社内預金等の金融機関外への貯蓄の合計』(http://www.stat.go.jp/data/zensho/1999/6.htmlより引用)です。平たくいえば、“すべての貯蓄”を指しています。

 

●【金融広報中央委員会の調査結果から】 “純粋な貯蓄”はいくらある?

男性

同種の調査データとして、世帯ごとの「金融資産」に関する調査結果が、金融広報中央委員会からも発表されています。

こちらの調査で「貯蓄」に含まれている項目は、『定期性預金・普通預金等の区分にかかわらず、運用の為または将来に備えて蓄えている部分とする。ただし、商・工業や農・林・漁業等の事業のために保有している金融資産や、土地・住宅・貴金属等の実物資産、現金、預貯金で日常的な出し入れ・引き落としに備えている部分は除く』(https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2017/pdf/yoronf17.pdfより引用)です。要するに、“日常的な支払いには使わない、純粋な貯蓄”を指します。

このように、先の総務省統計局の調査データと金融広報中央委員会の調査データでは、貯蓄に含まれる内容に違いがあるため、算出される数字も当然異なります。

金融広報中央委員による調査では、40代の平均貯蓄額は643万円貯蓄額の中央値(※1)は、220万円とされています。また、貯蓄が0の世帯が全体の33.6%にのぼるという結果も出ています。

※1 貯蓄額の中央値とは
貯蓄がまったくない世帯を除いた世帯を貯蓄が少ない順に並べたときに、ちょうど中央にくる世帯の貯蓄額。平たくいえば、貯蓄をしている世帯の平均的な貯蓄額です。

40代はどのくらい負債がある?

●【総務省統計局の調査結果から】 負債はいくらある?どのくらいの人が負債を抱えている?

参照:総務省統計局 「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成29年(2017年)平均結果-(二人以上の世帯) Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/h29_gai4.pdf

 

先の総務省統計局の調査によると、40代の負債現在高の平均は1,055万円となっています。

また40代で負債がある人の割合は、64.8%ということもわかっています。この負債のうち、最も多く割合を占めるのは「住宅・土地のための負債」です。働き盛りの40代だからこそ、住宅ローンの支払などに追われている人が多いのでしょう。

年収別の貯蓄額・負債額の平均値ってどのくらい?

通帳

ここまでは、「40代」という年齢でのくくりだけで貯蓄現在高や負債現在高をご紹介してきました。
そこで今度は、勤労者世帯における年収別の貯蓄額や負債額についても見てみましょう。

なお、ここでは、総務省統計局の区分けに沿って世帯年収を5段階に分け、年収が低い方から第Ⅰ階級・第Ⅱ階級・第Ⅲ階級・第Ⅳ階級・第Ⅴ階級と分類しています(※2)。また、ここからご紹介する平均値は、40代だけのものではなく、すべての年代を対象としています。

※2 この分類のことを「五分位階級」といいます。
第Ⅰ階級:年間収入が ~452万円
第Ⅱ階級:452万円~593万円
第Ⅲ階級:593万円~747万円
第Ⅳ階級:747万円~958万円
第Ⅴ階級:958万円~

参考:総務省統計局「家計調査年報(二人以上の世帯) 平成16年 家計の概況」
http://www.stat.go.jp/data/kakei/2004np/gaikyo/pdf/gk22.pdf

 

こちらは、働いている人のいる世帯における貯蓄額と負債額を表したグラフです。

貯蓄現在高は、年間収入が最も低い第Ⅰ階級が795万円、年間収入が最も高い第Ⅴ階級では2,184万円。負債現在高は、第Ⅰ階級が384万円、第Ⅴ階級では1,051万円。
年収が多くなればなるほど貯蓄額・負債額ともに増えることがわかります。

まとめ

今回ご紹介した結果をご自身と比べてみるといかがでしょうか?
「みんなそんなに貯金してるの!?」と焦る人もいれば、「あ、意外とそんなものか……」と安堵する人もいるかと思います。
40代は、お金のことを考えるにはちょうどいいタイミング。リタイヤまで約20年。ぜひ、この機会に貯金や負債を含めた家計について見つめ直してみてくださいね。

40's Life編集部

40's Life編集部