メガネを外す男性

2018.09.28

健康
40代男性に多い病気は何?健やかな暮らしの形成に「疲労蓄積度チェック」を

体が変わる40代。
若さで何とかなっていた20代~30代とはちがい、40代になると、「体の疲れを感じやすくなった」「体力がガクっと衰えた」という話をよく聞きます。さらに、40代は、重大な病気を患う人の割合が増える年代でもあります。

そこで今回は、40代から気になる病気を取り上げ、その特徴や予防方法についてご紹介します。

 

 

40代に多い病気は、ガン・心疾患・脳血管疾患

下記の表は、厚生労働省が2015年に実施した、年齢別の死因調査の結果です。冒頭で「40代に入ると体が変わる」と述べましたが、こちらのデータがそれを如実に示しています。

 

●20歳から49歳までの男性の死因順位

グラフ

 

参考:厚生労働省 平成29年(2017年)人口動態統計月報年計(概数)の概況 「第7表 死因 順位(1~5位)別死亡数・死亡率(人口10万対),性・年齢(5歳階級)別」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai17/dl/h7.pdf

20歳から39歳までは自殺が死因第1位なのに対して、40代からはガンが1位に。さらに、第3位には心疾患、第4位には脳血管疾患と、いずれも病気が続きます。

他人事ではない? 40代から増える心疾患は「突然死」を招く恐れも

心臓を抑える男性

●突然死とは、発症から24時間以内に死亡に至るケース

突然死とは、読んで字のごとく「予期していない突然の死」のこと。医学的には、「発症から24時間以内に死亡に至るもの」と定義されています。
例えば、日中はいたって普通に仕事をしていたのに、帰宅後体調を崩し、翌日亡くなる……そんなケースを指します。

この原因として最も多いのが、40代の死因第3位の心疾患や第4位の脳血管疾患です。特に心疾患は、突然死の半数以上を占めるとも言われています。

 

●突然死の半数以上を占める、心疾患。症状と原因

心疾患とは、心臓になんらかの障害が起き、血液の循環不全などが生じて引き起こされる病気の総称です。
なかでも、突然死の要因として多いのが虚血性心疾患です。虚血性心疾患は、心臓に十分な酸素や栄養を運べなくなることによって生じます。代表的な症状として、心筋梗塞狭心症が挙げられます。

・心筋梗塞:血管の一部が完全に詰まり、そこから先への血液の流れが途絶える
・狭心症:血管が狭くなることで血液の流れが悪くなる

健康な血管の図と動脈硬化の血管の図

虚血性心疾患を引き起こす最大の要因は、動脈硬化です。
通常、動脈は弾力性があり、しなやかな形状をしています。しかし、加齢による老化や喫煙・高血圧・肥満・運動不足・ストレス過多といったさまざまな危険因子が重なることで、動脈は硬く・厚くなって弾力性を失っていきます。その結果、狭心症や心筋梗塞といった症状が生じやすくなるのです。

40代以降は、病気へのリスクヘッジを。まずは体の現状を知ることが大切

黒い服の男性

突然死をもたらすこともある心疾患。
40代からは、以前に増して健康に対する意識を高め、死に至る病へのリスクヘッジをはかるべきだと言えるでしょう。そのために自分自身でできることはとてもシンプルです。

 

適度に運動をし、規則正しい生活を心がける――

禁煙をし、お酒を控える――
栄養バランスのとれた食事を意識する――
 

つまり、生活習慣や食事習慣の改善が動脈硬化を予防し、心疾患のリスク軽減に繋がります

 

また、ストレスや疲労を蓄積させないことも非常に大切です。
ストレスや疲労は体にさまざまな悪影響をもたらしますが、ことさら心臓には重大な影響を与えると言われています。焦ったりヒヤヒヤしたりあれこれ心配することを「心臓に悪い」と言いますが、これはまさに言い得て妙。実際に、精神的ストレスと心筋梗塞の関連性を示す研究結果なども発表されています

 

加えて、ストレスや疲労の怖い点は、目には見えないということ。ストレスや疲労がデフォルト状態になってしまっていて、自分自身のストレスや疲労に気づけていない人もいます
ですからまずは、現状の自分自身の体の状態をきちんと知ることから始めてみましょう

 

こちらのチェックツールを使うと、ご自身の「疲労蓄積度」を測れるため、一度利用してみてはいかがでしょうか?

中央労働災害防止協会 「疲労蓄積度チェックリスト」

 

40's Life編集部

40's Life編集部