「おじさんwww」って思われたくない方へ!エキスパートが指導する、好印象ミドルになれる仕草・表情3選

タイムラインに困惑する投稿を繰り返す「Facebookおじさん」
TikTokをするおじさんを揶揄する「TikTokおじさん」
おじさんになりきってLINEをする「おじさんLINEごっこ」

などなど、思わぬところをクローズアップされて揶揄されるおじさんたち……
なんだかおじさんへの風当たりが強い気がする昨今。しかし、そんな厳しい風のなか、ティーン世代からは「おじメン(おじさんのイケメン)」という言葉が発生するなど、好印象なおじさんがいるのも事実!

では、相手に好印象を与えるミドルと、そうでないミドルの違いは何なのでしょうか?そこで今回は、イメージコンサルタントとして活躍する吉武利恵さんに、悪印象を与える仕草・表情、そして好印象ミドルになるための仕草・表情をたっぷりと語っていただきました。

ご紹介するポイントを抑えて、2019年からは好印象ミドルを目指してみませんか?
(以下は吉武さんの執筆内容です)

 

【大前提】好印象に感じるかどうかは相手に委ねられている。これを理解しよう

自分の外見が相手にどう見えているか。
自分の発言が相手にどう聞こえているか。

その答えは、相手だけが知っています。あなたがあなたなりの好印象を演出したとしても、それが相手の記憶にどう残るかは分かりません。好印象・悪印象に感じるかどうかは、自分以外の人の価値観に委ねられているのです。そして、残念ながら、相手の価値観をコントロールすることはできません。

しかし、働き盛りのミドル男性にとって「好印象」であることはビジネス・プライベートを充実させる重要な要素であることは間違いありません。万人受けする好印象の手段は少ないのですが、逆を考えると、印象ダウンに繋がる要素を減らせば、おのずと印象は良くなります。

もしかしたら、あなたの癖のなかに、ネガティブな仕草・表情やボディランゲージが含まれているかもしれません。それならば、自分の悪癖を自覚して印象をダウンさせる要素を減らしていきませんか?

そこでまずは、無意識にしているかもしれない『仕草と表情の悪癖』をチェックリストで確認してみましょう!

悪印象を与える!?ミドル男性の仕草・表情の悪癖チェックリスト

ミドル男性の仕草・表情の悪癖チェックリスト

どの番号の項目がご自身に当てはまりましたか?
以下を参考に、一番多くチェックがついた番号郡の解説を見てみましょう。それが、あなたが周囲に与えがちなネガティブな印象です。

誤解を防ぐためにも、印象をダウンさせるボディランゲージを意識して改善してみてください。それではここからは、印象をダウンさせてしまうネガティブな仕草・表情、そして好印象なボディランゲージをBefore(悪印象)→After(好印象)で解説します。

好印象ミドルになれる仕草・表情3選 ~Before→Afterを写真で解説!~

1. 一番嫌われる!?「頭の後ろ腕組み」と「4の字脚組み」

▼Before

脚組み男性

Before写真をご覧ください。話している途中に、このポーズをしている男性をたまに見かけませんか?
頭の後ろで手を組み・肘を広げ・胸を開いて椅子に座るポーズは、一見リラックスしているように見えます。しかしこれは、肘を横に突き出すことで少しでも自分を大きく見せて、縄張りを主張するポーズなのです。加えて、足首を腿に乗せる「数字の4の字」になる脚組みは、男らしさを前面に出した「支配的な自分」をアピールするポーズでもあります。
このポーズは椅子の背にもたれかかっているので、着席していながらも目線は相手を見下ろすかたちになります。つまり、「見下されている」と感じる相手もいるということです。
これは、そのフロアのなかで優位にある立場の人が、自信たっぷりなときに見せる仕草でもあります。部下が上司に対してこのポーズを取れば、嫌われる可能性も。そして女性は、このポーズをする男性から「支配される」と感じ、悪印象を持つケースが多いようです。

▼After
好印象な男性のポーズ

次に、好印象なAfter写真をご覧ください。こちらのポーズは「乗り気」を示す典型的なボディランゲージです。相手と目線を合わせて、穏やかな表情で話を聞いています。また、前傾姿勢の上半身は、相手の「話をもっと聞きたい」という姿勢の現れです。
さらに体のどこにもクロスする箇所がないので、オープンな気持ちで相手の話の内容を受け入れていることが伝わります。手も握り込み過ぎず、力が抜けてリラックスしている状態なので、相手に威圧感を与えません。
実際のコミュニケーションの場面では、身振り手振りや笑顔などの好印象の仕草や表情を盛り込むとさらに良いでしょう。

 

2. 腕組み・脚組みは防衛態勢?オープンな立ち姿を続けて相手の心を開こう

腕組み・脚組み

次は、Before→Afterを並べて比較しましょう。

【Before

お互いが腕と脚を組んでおり、心を開こうとしていない状態です。腕組み・脚組みをすると自分は落ち着くかもしれませんが、否定的なメッセージを相手に伝えることがあるので、むやみに腕と脚を組むのは控えましょう。

【After】

腕組み・脚組みを止めて、腕を開き、手のひらを相手に見せるようにしています。自分からオープンな仕草やポジティブな姿勢を見せ続けることで、少しずつ相手の心が開いていきます。相手の腕組み・脚組みが解け、笑顔が現れてくれば、打ち解けたコミュニケーションを展開することも可能に。おのずと体とつま先は向き合い、お互いに手のひらを見せるようになるでしょう。

3. 好印象な笑顔とアイコンタクト

▼Before
「本心は明かさない」「嫌いな人が前にいる」ときのボディランゲージ

Before写真をご覧ください。
視線を合わせず、唇を真一文字に閉じた表情は「本心は明かさない」「嫌いな人が前にいる」ときのボディランゲージです。

腕組みこそしていませんが、右の手は女性との壁を作っています。握り込んだ手からは怒りや敵意など、何かの感情を抑えているようなメッセージが伝わってきます。

そして左の手で顎を掴むポーズは、「評価を下す」ことを考えているときのボディランゲージです。この仕草や表情をされると相手の緊張も高まるので、心を開くことが難しくなります。

▼After

好印象な笑顔とアイコンタクト

After写真をご覧ください。一気に場が盛り上がり、打ち解けた雰囲気に変わりました。

腕を開き、手のひらを相手に見せると、「敵意がない」「脅威を与えない」というボディランゲージになります。また、目尻にシワが寄る心からの笑顔も良いですね。

会話の重要なポイントや話の終わりは、1~2秒目線を合わせてアイコンタクトで意思の疎通を図ると良いでしょう。ただし、長過ぎるアイコンタクトは攻撃的や軽蔑と受け取る人もいるので注意を。

部下との面談では、真剣な話題もありますが、心を開いた本音で話せる空気を作り、相手をリードするのもミドル男性に必要な役割ではないでしょうか?ぜひ、参考にしてみてくださいね。

相手の本心に合わせたコミュニケーションで印象アップ

自分の仕草や表情を変えるのと同じくらいに大切なのが、言葉の裏側にある「相手の本心」を読み解くこと。相手の気持ちに合わせたコミュニケーションがとれれば、自ずとその人の中におけるあなたの印象は良くなります。

相手の本心を知るヒントのひとつが、身振り・手振り・姿勢・声色・口調などの非言語によるボディランゲージです。そこでここからは、ボディランゲージが発するメッセージをご紹介します。

1. 手から心を読む

手を使った身振りや手振りは、その人の素直な心情を知る手掛かりになります。

手のひらを上に向けた画像

例えば手のひらを上にして相手に見せるポーズは、下から要求するボディランゲージです。戦う意思がなく、相手に脅威を与えない、隠し事がないという本能的な仕草といわれています。

 


指を指している画像

手のひらを下にしたり、指で指したりするポーズは、命令や服従を強いるボディランゲージです。好印象とは言いえない動作です。

 


◎手のボディランゲージが語るメッセージとは?

続けて、いくつかの手のボディランゲージをご紹介します。

手のボディランゲージ_1

手のボディランゲージ_2

手のボディランゲージ_3

2. 脚は真実を語る

表情や手の動きは司令塔の脳から近い部分にあるため、実はコントロールしやすいパーツでもあります。一方、脳と一番遠い場所にあるのが脚。無意識に本心が脚に出ていることがあるかもしれません。

脚を開いて立つポーズ

例えば脚を開いて立つポーズは、男らしさを象徴しています。男性に対してこのポーズをする方は、地位を誇示するメッセージを込めていることも。

 


脚を交差させて立つポーズ

脚を交差させるポーズは、防御壁を作って安心感を得たい気持ち。不安なときにする腕組みと同じ意味を持ちます。

 


片足を前に出すポーズ

片足を前に出して立つポーズは、前足のつま先の向きが心の向きになります。顔は右にいる方を向いていても、つま先が左を向いていたら、それは心から右の人に向かっていないということ。つま先は正直です。

 


◎脚とつま先の向きは見逃せない!

コミュニケーション時の脚やつま先の向きによる、相手の心の動きをBefore→Afterで解説します。

▼Before

威圧を感じるポーズ

この女性の脚とつま先は、男性に向いています。しかし、男性は脚を広げ、正面に立つクローズドポジションです。つま先は女性に向いていませんし、肘を開いているために体が大きく見えるので、女性は威圧を感じているかもしれません。

▼After

オープンポジション

次の写真では、男性の前足のつま先が女性に向きました。同じ様に肘を開いてポケットに手を入れていても、体に角度ができるオープンポジションで、威圧感が少なくなり、お互いに話やすくなります。

 

▼Before

本心は帰りたい

女性は男性に体を向けているものの、膝、つま先は別の方向を向いています。
もし、膝やつま先の方向に出口があれば、本心は帰りたくなっているのかもしれません。

▼After

お互いにコミュニケーションを続ける意思の表れといえます。

次の写真では、女性の膝とつま先が男性の方向を向いています。お互いにコミュニケーションを続ける意思の表れといえます。

ボディランゲージを読むときの3つのルール

必ずしもボディランゲージが相手の本心を反映していないこともあります。相手のボディランゲージを読み解くときに、気をつけなければならない3つのルールをご紹介します。

ルール1:ボディランゲージひとつだけで解釈しないこと

身振りや手振り、顔や体・手・脚の動作・姿勢・声色や口調など、最低でも3つ以上の一致を確認してください。

ルール2:言葉との違いを探すこと

発言している言葉とボディランゲージの情報の一致、不一致をよく観察しましょう。

ルール3:背景・状況を見落とさないこと

発言内容の背景、体調、環境的な条件などを見落とさず、言葉とボディランゲージだけにとらわれないようにしてください。

まとめ

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。身振りや仕草、表情は生まれつき身についているものもあれば、後から学ぶものの両者があります。

うなずきは「YES」、首や手を横に振れば「NO」、顔をしかめれば「怒り」や「悲しみ」、笑顔は「嬉しさ」や「楽しさ」など、多くの人が共通の認識を持ったボディランゲージはたくさん存在します。

無意識の癖から、ネガティブなボディランゲージで間違った印象を与えないためにも、自分と相手の非言語のボディランゲージを意識して、印象アップ、コミュニケーションアップの好印象ミドルを目指してください。

 

【監修】

吉武利恵

吉武利恵
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、印象を形成している 「 外見力 + 振る舞い力 + コミュニケーション力 」から、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして展開。日本全国にて、セミナーやトレーニング、講演は年100回を超える。累計1万人以上のビジネスマンに接した実績がある。

企業向けには、商品やサービスに関するイメージ戦略のイメージコンサルティングも行う。人の印象の専門家、日本文化着物・礼法研究家、リリア株式会社 代表取締役。

URL:http://www.riria.co.jp/

Photographer:本多 佳子
Stylist:坂井 二朗
Model:大木 扶美彦
企画編集 : 小嶋 悠香
イラスト:寺本 真裕

参考書籍:主婦の友社「本音は顔に書いてある」著者アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ

40's Life編集部

40's Life編集部

40代のためのエイジングケア機能、無香料に象徴される中味へのこだわりをもった40才からの「スマートエイジング・コスメブランド」としてミドル男性にお洒落と身だしなみを提供しているルシード。そのルシードが40’s LIFE編集部として化粧品の枠を超え「ライフスタイル」「ビジネス」「健康」「身だしなみ」4つのテーマで情報をお届けします。