40代からはじめる! NISAを使った老後の資産形成

2019年に発表された日本人の平均寿命は、男性が81.09歳・女性が87.26歳(※1)。それぞれ過去最高を更新しています。平均寿命はさらに延びると予想されており、「人生100年時代」の到来が現実味を帯びてきました。
(※1)https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life17/dl/life17-02.pdf
(厚生労働省平成29年簡易生命表の概況より)

そんな「人生100年時代」に準備しておきたいのが「老後資金」。定年後も長く続く人生を安心して過ごすには、老後の資金形成について早めに考えておく必要があります。

そこで今回は、NISA(株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となる制度)を活用した40代からはじめる「老後の資金形成」についてご紹介します。

 

 

老後におよそ2,000 万円の赤字?早めの対策が重要な理由

まずは、早めに老後の資金形成について考えるべき理由についてご説明します。

リタイア後の無職世帯は毎月5.5万円程度の赤字収支

2019年4月、厚生労働省によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の月々の収支は、平均実収入209,198円・平均実支出263,718円です月5.5万円ほどの赤字がでていることがわかります。(※2)

(※2)
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/siryou/20190412/02.pdf
(厚生労働省提出資料24P)

赤字を埋めるのは現役時代の貯蓄

リタイア後の人生が30年だと仮定すると、単純計算で1,980万円(30年×12か月×5.5万円)の赤字がでる計算になります。老後に年金以外の収入が得られない場合、この赤字分は現役時代の貯蓄で補填しなければなりません。生活レベルを落とすことなく、老後も安定した生活を過ごすためには、なるべく早いうちからどの程度の貯蓄が必要かを考え、対策を立てる必要があります。

老後の資金形成に活用できるNISAの 2つのポイント

老後の資金を考える上で、貯蓄の他に検討してほしいのが「投資」です。なかでも、老後の資産形成に有効活用できるのがNISAを使った投資。ここでは、NISAの2つのポイントについてご紹介します。

ポイント① パフォーマンスに大きな効果を及ぼす「非課税枠」

NISAのメリットは何といっても投資で得られた利益が非課税になることです。通常、株式や投資信託などの金融商品の運用益や配当金には20.315%の税金が課されます。(※3)例えば、10万円の運用益がでると、そのうち20,315円の税金が引かれるので、受け取れる利息は79,685円です。しかしNISAの場合は非課税なので、10万円の利益を全て受け取ることができます。(※4)ただし非課税になる投資枠は、1年で120万円という上限があります。

(※3)所得税・住民税のほかに、復興特別所得税を含む
(※4)手数料除く

ポイント② ロールオーバーで「非課税期間を延長」

NISAの非課税期間は最長5年ですが、ロールオーバーという制度を利用することで非課税期間をさらに5年間延長できます。非課税期間である5年が終了した時点でも金融商品の値上がりが予想でき、「まだ売りたくない」という場合に有利な制度です。また、ロールオーバーをする場合、非課税額に上限はありません。そのため、例えば投資した金融商品が値上がりして120万円以上になっている場合も、全額非課税対象となります。

損失がでたときは注意!NISAのデメリット

NISAの注意点は、損失が生じても「損益通算」や「損益の繰越控除」ができないところ。

  • ・損益通算とは
  • 一定期間内の利益と損失を相殺すること。ある金融商品で生じた損失額をほかの商品から生じた利益から差し引いて、損失分の税金を減らす。
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  • ・損失の繰越控除とは
  • ある年の損失を控除しきれないときに、翌年以降に生じる利益から控除ができる制度。最長で3年間の繰り越しができます。
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投資は資産を増やすための有効な手段ですが、リスクも伴います。さまざまなリスクを正しく理解したうえで、投資を検討しましょう。

 


 

リタイア後も安心して暮らすには、現役時代から資産形成についてしっかり準備することが大切です。
40代というタイミングで、ぜひ一度「老後の資産形成」について考えてみてください。

 

40's Life編集部

40's Life編集部

40代のためのエイジングケア機能、無香料に象徴される中味へのこだわりをもった40才からの「スマートエイジング・コスメブランド」としてミドル男性にお洒落と身だしなみを提供しているルシード。そのルシードが40’s LIFE編集部として化粧品の枠を超え「ライフスタイル」「ビジネス」「健康」「身だしなみ」4つのテーマで情報をお届けします。