2015.12.01

ビジネス
さらば固定観念!

人は様々な固定概念に縛られている。
固定観念とはこういうことをやると、こうなるに決まっている
という常識や法則を信じるという思想だ。
だから、それに縛られないと、自由。

 

日本人は江戸幕府のサムライ時代より、様々な洗脳や
脅しなどが、ある特定の家の長に(将軍や地元の藩主)
より決められていたので逆らわないという従順さと、
あきらめが支配する世界の中の小さい幸せや、
従う事により得られる安心を重視してきたわけだ。

 

だから今もそのDNAがあって、革命や反対するときの行動に
どうせ、、という
あきらめる習慣の言い訳にも固定観念が登場する。
「だって、だから、でも、どうせ」の根底が固定観念だ。
全く持ってネガティブである。
固定観念=ネガティブなのだ。

 

先日、久しぶりに固定概念や一般的な常識を持たない人と出会い、
僕は若いっていいなと思った。
だって知らない事に関しては知らないわけだし、
自分に近い業界以外の他の業界の掟やしきたりや常識も知らない訳で
それは実に最強だ。
知らないから何でも求めれるし予算がいくらかかるとか
そういうことを気にもしていない。欲望に忠実に動く。
そして知らないからできること、つまり固定観念がないから
できることが今のインターネットの革命なわけだ。

 

従ってIT関係も含めて起業しようと思っているならば
固定観念を最初に脳内から抹消するに限る。
持っている限り成功は無い。
お金は後でついてくる。最初にも必要じゃないですかと皆さん
思ったでしょ。でもね、今65から70くらいのおじいさん
おばあちゃんたちはとんでもないですよ。
戦争の後に生まれたからまず何にも無かったし、
新しい事を自分で切り開いていけばチャンスがあった。
その時代の成功者たちはまず先にやりたい事を
考えたり思いついたら1秒後くらいに行動を起こしていた。
色々と当たってだめでもあきらめないで次から次へと
当たっていっていつのまにかやりたい事が出来るように
なったという経験者だ。
そしてそれは今の時代も実はそうなのだ。
スタートアップは常識を疑い、非常識から他者が本当に求める
ものを最短ローコストで提供することでしか成功しない。
過去のやりかたを踏襲する必要は全くない。
通常の起業順番を逆にやって成功した例は価格コムだし
「走りながら考える」というスタンスがなければ世の中に
対応できない世界だ。

 

企業に就職することの戦いの途中や、最後に就職できなくて
ドツボになるというのは、すでに世間の就活という錬金術の
術中にはまっていて、それをクリアしたからといって、入社した
企業自体も次から次へと変わる事が出来ないならば弱体化して
しまうので、古いタイプの企業に就職したなら、自分が変えてやる
と思っていないならばその企業はだめになる。
「それができたらいいんですけどね」と言い訳を心で言った人は
その考えはすぐに脳内で抹消せよ。
だって、社会が悪いから、会社が悪いからと言っても
その一部分が自分なのだから自分を変えて戦わない限り、
先が見えない時代に突入しているのだから。

 

どうにもならない場合には
耳で聞くと同じ音だけど起業すればいい。
僕は高収入間違いなしの安定企業をやめて自分で起業したのが
27才だった。収入は遥かに下がり、やめた当時の年収に戻ったのが
8年後だったが、楽しくてしようがない8年だった。
だって好きな事をやるならばいくらでも我慢できるしそこに壁が
あっても超えて行けばいいと思うし、自分はそれが出来るに違いない
と信じきっていたからだ。
そして固定観念が全くなかったので強かった。
歳を重ねてくると知識も経験も増えるので余計な心配をしてしまう。
それも固定観念の仕業である。心配の根源=洗脳と固定観念だから。

 

みんな脳内からすぐに固定観念を抹消せよ!さらば固定観念。

中野 裕之

中野 裕之

映画監督・映像作家

1958年広島県福山市生まれ。早稲田大学卒業後、読売テレビに入社。放送業務、広告制作、深夜番組(どんぶり56565)などを経て、1987年タイレル・コ-ポレ-ションを設立。映像的な音楽ビデオを作り続けるかたわら、VIDEOARTの作家としてブラジル、フランスなどで作品を公開。1993年ピースデリックをたちあげ、それ以来、見る人をなんだか気持ち良くするピ-スな映像の研究を重ね続けている。世界中のMTVで放映された音楽クリップにはMTVアワード6部門にノミネートされたdeeeliteの "Groove is in the heart" をはじめ、リタ・ミツコ、ネグレス・ヴェルト、セイント・エチエンヌ、ポール・ウエラーユニット、System7、Photek 他などがあり、日本では今井美樹さん、布袋寅泰さんを長期に渡り撮り続けている。さらにAKB48、SKE48、GLAY、MR.children、テイ・トウワ、DREAMS COME TRUEほか多数のJ-POPのスターを手がける。映画、ミュージッククリップ、CM、自然の映像、ドキュメンタリーなど、その映像の種類は多岐にわたる。 屋久島で撮りためた透明な水をまとめた「水water」や、イルカのビデオ「ピース・ブルー」、小野リサのボサノバ音楽とアマゾンの映像を合わせた「ピースボッサ」地球映画としてハワイタヒチの島々を空撮した作品「美しい惑星」など自然映像の作品を発表。ピース系では、7名のピース活動家やジャーナリストのインタビュー集「Opinions」や2005年度愛地球博にて上映されたショートフィルム「RE:サイクル」、3分11秒の短編集「明日」、2012 RIO+20 The Future We Want 地球サミットへ出品した「JAPAN VOICES」などピース活動を続けている。