お出かけ前に要チェック!子どもの乗り物酔いは事前準備と座る席がポイント

最大9連休になる2019年のお盆休み。長期休暇を利用して、帰省したり旅行に行ったり、家族みんなで遠出を検討している方もいるのではないでしょうか。遠出の心配事のひとつが、子どもの乗り物酔い。乗り物酔いは、4歳から12歳前後の子どもに起こりやすいといわれています。遠出の移動を楽しく、快適に過ごせるよう、出発前に乗り物酔い対策をしておきましょう。

 

乗り物酔いのピークは4~12歳。その理由

乗り物酔いの原因

まずは、乗り物酔いが発生する原因についてご紹介します。
乗り物酔いは、以下のような過程で起こります。

①乗り物のスピードや揺れ・景色のめまぐるしい変化などの刺激が、目や筋肉・関節・三半規管などに伝達。

②各器官から伝わる刺激によって前庭小脳(身体のバランス感覚をコントロールする部位)が混乱。

③自律神経が乱れる。

④吐き気・嘔吐・めまい・眠気・頭痛など乗り物酔いの症状が現れる

乗り物酔いは4歳から12歳が最も起きやすい

乗り物酔いの起こりやすさ・起こりにくさは、身体のバランス感覚をコントロールする前庭小脳の発達段階によって変わります。

0~3歳の子どもは前庭小脳が未発達のため、乗り物酔いを起こすことはほとんどありません
4歳を過ぎると前庭小脳が発達しはじめ、12歳前後にかけてピークに。この時期が最も乗り物酔いになりやすいといわれています。 

その後、20歳以降になると前庭小脳の老化が始まり、刺激への反応が鈍くなるため、乗り物酔いになりにくくなっていきます。

座席予約の前に要確認!乗り物別:酔いやすい席・酔いにくい席

乗り物酔いになるかならないかは、座る位置によっても変わります。
乗り物の種類ごとの酔いやすい位置と酔いにくい位置を、座席を予約する前にぜひご確認ください。

車酔いを防ぐには、助手席がおすすめ

車酔いを防ぐには、助手席に座るのがおすすめ。乗用車では座席ごとの揺れ具合はさほど変わりませんが、助手席は視界が広いので目からの刺激が穏やかになり、後部座席より酔いを感じにくくなります。

バス酔いを防ぐには、バスの中心部分に近い座席に

バス酔いを防ぐには、できるだけタイヤから遠い場所、つまりバスの中心部分に近い場所に座らせましょう。大型バスなら前から4~5列目がベストです。タイヤの上の座席は揺れが大きいので避けてください。

電車酔いを防ぐには、進行方向を向いて乗車を

電車酔いを防ぐには、進行方向に背中を向けて座らないように注意しましょう。立っている場合も同様です。また、他の乗り物と同様に、揺れの少ない位置を選ぶことも大切。車両中央部など、揺れがなるべく穏やかな場所を選ぶと良いでしょう。

飛行機酔いを防ぐには、揺れにくい翼の近くの席を取って

飛行機酔いを防ぐには、揺れの少ない翼の近くの席に座るようにしましょう。反対に、後ろに行けば行くほど揺れやすくなります。シートの予約をするときにぜひ覚えておいてください。
また、機内では気圧の関係で身体が膨張します。タイトな服装だと締め付けが原因で気分が悪くなる恐れがあるため、できるだけゆったりした服装で乗車しましょう。

船酔いを防ぐには、揺れの少ない中央の下層階に乗船を

船で最も揺れにくいのは、中央の下層部分です。船酔いを防ぐには、できるだけ船の真ん中・できるだけ下の階に乗船しましょう。反対に、船の甲板や船尾は最も揺れが大きく酔いやすいといえます。船酔いが心配な場合はなるべく近づかないようにしましょう。

前日から始めておきたい子どもの乗り物酔い対策

乗車位置を工夫するだけでも車酔いの程度は変わりますが、それだけではなく、出発前日から乗り物酔いの対策をしましょう。

前日は、しっかりと睡眠をとる

睡眠不足は、乗り物酔いの原因でもある、自律神経の乱れを引き起こします。出かける前日は十分に睡眠をとるようにしてください。

空腹や満腹で乗り物に乗らない

空腹状態で乗り物に乗るのはNG。自律神経が乱れやすくなるといわれています。
反対に、満腹で乗るのもよくありません。出発前の食事は軽食程度に留めて、空腹でもなく満腹でもない状態にしましょう。

ゆったりした服装で

身体を締め付ける服装は乗り物酔いを助長するといわれています。ベルトやきつい下着・ぴったりとしたジーンズなどは避けて、できるだけリラックスできるゆったりした服を選びましょう。

酔い止め薬を飲む

酔い止め薬を飲むのも乗り物酔いを抑えるのに効果的です。乗り物に乗る約30分前に、子どもに酔い止め薬を飲ませましょう。酔いにくくなるのはもちろん、「薬を飲んだから大丈夫」という安心感を与えることもできます。

車内でのスマホやゲームはNG! できるだけ遠くを見て

スマホを見たりゲームをしたり読書をしたり、乗車中に手元を見ていると乗り物酔いになりやすいといわれています。話しかけたり、遠くの景色を見るように促したり、長時間手元を見るような状態を作らないように注意しましょう。

 


 

4~12歳の幼児・小学生は、最も乗り物酔いになりやすい年齢。
旅行を快適に楽しく過ごせるように、お子さんを連れてのお出かけの際は、乗り物酔い対策をしておきましょう。

 

40's Life編集部

40's Life編集部

40代のためのエイジングケア機能、無香料に象徴される中味へのこだわりをもった40才からの「スマートエイジング・コスメブランド」としてミドル男性にお洒落と身だしなみを提供しているルシード。そのルシードが40’s LIFE編集部として化粧品の枠を超え「ライフスタイル」「ビジネス」「健康」「身だしなみ」4つのテーマで情報をお届けします。