2019.09.04

健康
人間ドックの検討を!40代から現れやすい病気の症状

「ちょっと太ったね」
「なんか疲れてる?」

お盆の帰省で親や兄弟に見た目の変化を指摘され「健康管理について考え始めた」という方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、今の自分の健康状態を細かくチェックできる『人間ドック』。

この記事では、健康診断と人間ドックの違いや人間ドックの概要、40代で受けるべき検査内容についてご紹介します。

 

オリジナルの検査ができる!健康診断と人間ドックの違い

【健康診断】胸部エックス線や尿検査など10~15項目の検診

定期健康診断の目的は、短時間かつ最低限の費用で検査して、よくある病気の発見を目指すもの。検査結果は後日郵送されることが多く、医師による結果説明や受診後のフォローはあまりありません。

【人間ドック】50項目以上の検診で自分仕様の検査ができる

検査項目がおよそ50項目以上と多く、健康診断よりもさらに細かな検査ができます。明確な定義はありませんが、健康診断に腹部超音波・胃の検査(バリウム・内視鏡・ABC検診のいずれかによる)を含めたものを人間ドックと呼びます。検診結果や専門スタッフによる保健指導など、受診後のフォローが多いのも特長です。

  • 【ある病院の人間ドック検診内容例(1日コース)】
  • ・診察(既往歴・喫煙歴・自覚症状の有無などを聞きながらの医師の診察)
  • ・身体計測(身長・体重・BMI・肥満度・腹囲の測定)
  • ・感覚系の検査(視力・聴力の検査)
  • ・眼圧検査(緑内障診断の指標など)
  • ・眼底検査(高血圧・動脈硬化・糖尿病のほか、目の病気の発見)
  • ・血圧測定
  • ・尿検査(尿蛋白や尿糖の有無、腎臓や泌尿器の疾患)
  • ・便潜血検査(ポリープ・大腸がんなど)
  • ・血液検査(貧血・肝機能・腎機能・コレステロール・中性脂肪・尿酸・糖の代謝障害・感染や炎症の有無など)
  • ・心電図検査(心筋の障害・不整脈など)
  • ・肺機能検査 ・腹部エコー検査(肝臓・胆のう・腎臓・すい臓・ひ臓の腫瘍や結石など)
  • ・胸部エックス線検査(肺がん・肺結核・心臓や大動脈の異常など)
  • ・胃バリウム検査(食道・胃・十二指腸の異常など。内視鏡検査に変更も可能)

所要時間や費用はさまざま!人間ドックの選び方のポイント

【所要時間】日帰り~宿泊までさまざま

人間ドックは検査が多いので、所要時間が長くなります。人間ドックを受ける施設と選ぶコースによりますが、「半日・1日・1泊2日」のいずれかで済むことがほとんどです。ただし、オプションの数によってはこれ以上に時間がかかる場合もあります。

【料金】コースやオプションで変わる

人間ドックは、受診する施設やコース・オプション・サービスによって価格が異なります。おおよその目安は以下の通りで、オプションを追加すると加算されていきます。

・半日コース:4~5万円
・1日コース:7~8万円
・1泊2日コース:10~12万円

人間ドックは基本的に健康保険が適用されない自由診療です。しかし、加入している健康保険組合によっては年齢などの条件を満たせば一定額の補助が出ることがあります。一度、加入している健康保険組合に問い合わせてみましょう。

【選び方】一定の基準をクリアしていると安心

人間ドックは総合病院・大学病院・クリニック・診療所などで受診できます。そのため、「自宅や職場から近いところ」「加入している健康保険組合の指定機関」といった選び方ができるでしょう。ただし、すべての施設が人間ドックを日常的に実施しているわけではないので注意が必要です。

また、人間ドックを受診できる多くの施設は「日本総合健診医学会」か「日本人間ドック学会」に所属しています。これらの組織は一定の基準を満たした施設に『優良総合健診施設』や『機能評価認定施設』のマークを付与しています。どこで人間ドックを受診するか迷っている方は、このような認定施設から探すのもよいでしょう。

年齢にあわせた検査を!40代で見つかりやすい病気

便潜血検査で「大腸がん」のチェックを

人間ドックを受診する際には、ほとんど無症状のまま進行する大腸がんの検査を入れましょう。大腸がんは、「便潜血検査(べんせんけつけんさ)」で一次チェックができます。便潜血検査が陽性の場合は、あわせて大腸の内視鏡検査を受けましょう。

肺ドックで「肺がん」のチェックを

男性で死亡者数が最も多いがんは、肺がんです(2017年)。早期ではほぼ無症状なので、喫煙歴のある40歳以上の方は特に注意が必要です。早期発見をするためにも、「肺ドック」を受けましょう。

脳ドックで「脳動脈瘤」のチェックを

動脈瘤(どうみゃくりゅう)とは、動脈が膨らんで弱くなること。身体のあらゆるところで起こり、40代以降では脳にできる「脳動脈瘤」が多くなります。脳動脈瘤は、脳出血やくも膜下出血など、危険な病気の原因になるので、「脳ドック」で有無をしっかり調べてもらいましょう。

内臓脂肪CT検査で「メタボリックシンドローム」のチェックを

メタボリックシンドロームはお腹まわりの内臓に脂肪が蓄積した「内臓脂肪型肥満(※1)」に加えて、高血糖・高血圧・脂質異常のうちいずれか2つ以上を併せ持った状態。なかには腹囲がなくても内臓脂肪が多い人もいるので、一度「内臓脂肪CT検査」を受けましょう。

(※1)メタボリックシンドロームの基準は、男性が腹囲85cm以上、女性が腹囲90cm以上

 


 

40代男性は仕事でも家庭でも責任が増し、日々の生活が忙しくなるもの。
そんな忙しい日々を健康的に過ごせるように、定期的な人間ドックの受診を検討しましょう。

 

 

40's Life編集部

40's Life編集部

40代のためのエイジングケア機能、無香料に象徴される中味へのこだわりをもった40才からの「スマートエイジング・コスメブランド」としてミドル男性にお洒落と身だしなみを提供しているルシード。そのルシードが40’s LIFE編集部として化粧品の枠を超え「ライフスタイル」「ビジネス」「健康」「身だしなみ」4つのテーマで情報をお届けします。