「なんで中年男性って・・・?」っていう記事を見つけて

先日、40代友人男性へのプレゼントを選ぶために、googleで検索しようとした時のことです。

「中年男性」と入れたら、上から何番目かに「中年男性 気持ち悪い」と出るではありませんか!これは同胞の由々しき事態であると、私はその後「プレゼント」と打つ筈だった手を止め、「中年男性 気持ち悪い」を次々に読み込んでいったのです。

 

主に若い女性が投稿しているそれは、中年男性への悲鳴にも似た嫌悪の数々。「会社の中年男性の行動に困っています。」 「なんで中年男性ってあんな感じなんですか?」などなど、困った生き物としての一括り。もう、涙で曇って文字が見えないよ!

 

また、当然ありましたよ。若い男性の書き込みでしょうか?「私は中年女性が同じように苦手。理解できない!」と。

思わず、

「お前たちに何が解る!この小娘(小僧)が!」

 

と、大人げない悪態をつきそうになりましたが、思いとどまりました。

何故なら、私も若かりし頃、「おじさんってやだ」と、パーソナルスペースを堅持し、その存在を避け続けてきたことを急に思い出したからでした。おばさんに至っては、「あんな年になってしまうなんて!」と、すぐにあんな年になるとも知らずに思っていたのですから、この場を借りて過去の胸中、その非礼を心よりお詫び申し上げます。

 

さて、当時の私も、現在書き込んでいる若者も例外はありました。

それは、①「こぎれいで尊敬出来るおじさん」と、②「何だか憎めないファンシーなおじさん」です。

 

① はスタイルを保っていたり、仕事が出来たり、若者たちが憧れる「大人の男性」ってやつですね。

そして、②は愛されキャラで隠れファンの多い(でも断じて抱かれたくはない)タイプで、イメージとしては釣りバカ日誌の「浜ちゃん」でしょうか?

 

書いていて思いましたが、例外はやはりある種の才能が必要な気がします。そこで、①にも②にも、もはや成れそうも無いと思った40代男性諸君には、「気持ち悪い」と思われない為に下記の部分だけでもご注意いただきたく。

1. 「大人げない行動をとらない」

20歳も年の若い女性を口説いたり、AKBが好きだと言ってみたり、部下に媚びたり、絵文字ばっかり使ったり、ちゃらちゃらしたり、似合わない「ちょい悪」を気取って背伸びするのはやめましょう。大人として。

2. 「変な所から毛を生やさない」

臭い、油、フケ、体型、ファッションなどなど身体及び身に着ける物や身だしなみには数々の地雷がありますが、若い女性にヒヤリングしたところ、一番の地雷というか不思議は「耳毛」でした。「なんでなの!」とまでおっしゃっていたのでここに記します。他、ホクロから生えてる毛、鼻毛、異様に長い眉毛なども、中年男性以降の奇異な特徴(失礼!)との事。見つけたら速やかに成敗致しましょう。

3. 「本能を抑制する」

おじさんおばさんになると、ムラムラ湧き起ってくるこの「説教本能」とは、加齢が引き起こすものなのでしょうか。若かりし頃、説教くさいおばさんにならないぞ!と誓った筈の私は、今やブログや対談で説教を垂れ流しているという状態です。

また、男性で多いのは、「ダジャレ」「下ネタ」「街ゆく女性をがん見してしまう。」という症状。これが中年になって急に加速する、と多くの女性達から報告がなされております。脳や体の反射神経が鈍り、イージーに笑いや満足を取りに行くが故なのかどうかはわかりませんが、本能に気持ちよく身をゆだねてはなりませぬ。周囲を見渡せば冷笑、失笑、軽蔑の眼差しな女性達がいっぱいいるのですよ!

 

今回、悲しい書き込みを読んでいて、「気持ち悪くない」って一つのマナーでもあるんだなぁと思った次第です。で、あるのならば、生き物として、人として、社会人として抑えられるところは抑えて行く。その習慣が今から付けば、50代以降も何とかなりそうな予感が致します。

 

「俺は俺の道をゆく。女や若者には媚びない!」という殿方は、どうぞ耳毛でも鼻毛でもボーボーに生やしていただきたく。逆に応援したいぐらいです。

そのボーボーが、有名な孫正義さんのツイートである、

 

「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。」

ぐらいの説得力やユーモアを帯びれば、それはそれでカッコいい40’SLIFEと思われ。

川崎貴子

川崎貴子

リントス株式会社代表取締役

リントス株式会社代表取締役。1997年に女性に特化した人材コンサルティング会社ジョヤンテを設立後、1万人を超える女性をフォローしてきた。「女性マネージメントのプロ」との異名を取る。メディア取材執筆多数。婚活結社「魔女のサバト」、共働き推奨 婚活サイト「キャリ婚」(https://carricon.jp 男性完全無料)主宰。 著書に『我がおっぱいに未練なし』(https://www.amazon.co.jp/dp/4479783997 大和書房)、『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』(http://www.amazon.co.jp/dp/4584136335 ベストセラーズ)、『モテと非モテの境界線 AV監督と女社長の恋愛相談』(https://www.amazon.co.jp/dp/4062729458 講談社) 、『結婚したい女子のための ハンティング・レッスン』(https://www.amazon.co.jp/dp/4862804829 総合法令出版)、『私たちが仕事をやめてはいけない57の理由』(http://www.amazon.co.jp/dp/447979493X 大和書房)、『上司の頭はまる見え。』(http://www.amazon.co.jp/dp/476319707X サンマーク出版)がある。ブログ「酒と泪と女と女」など連載も多数。12歳と5歳の娘を持つワーキングマザー。