2020.01.24

ビジネス
40代の脱サラ・起業・独立。一歩踏み出す前に確認したい3つの質問

「起業が長年の夢だった」
「好きな仕事に集中してやりがいを得たい」
などと脱サラを目指している方も多いかもしれません。

第2のキャリアを成功させるには、入念な下準備が必要。この記事では、脱サラを考えている人が確認しておくべきこと・やるべきことをご紹介します。

 

「本当に脱サラしたいのか?」自分自身に問うための3つの質問

長年の夢だった独立・起業。しかし、生活や経済状況が大きく変わる可能性もあるので、慎重な決断が必要です。まずは以下の質問をあらためて自分自身に投げかけてみてください。

1.なぜ脱サラしたいのか?

組織に所属して仕事をしていると、悩みや不満も出てくるでしょう。とはいえ、サラリーマンには安定した収入を得られるという大きなメリットもあります。その状況から脱サラしたいのはなぜでしょうか?

  • ・長い通勤時間・労働時間が嫌
  • ・人間関係のしがらみから解放されたい
  • ・好きな業務に集中したい
  • ・本業ではできない事業アイデアに本気で取り組みたい

人によってさまざまな動機があるかと思いますが、核となる答えは何なのか、まずは真剣に考えてみましょう。

2.本当に会社を辞める必要があるのか?

「なぜ脱サラしたいのか?」の答えを出したら、今の会社を本当に辞める必要があるのか考えましょう。

  • ・会社勤めを続けながらでもその目的は達成できないか?
  • ・職場の人間関係が改善されたらどうか?
  • ・今の会社で違う部署に異動して叶えられないか?
  • ・転職ではだめなのか?

それでも脱サラしなければ実現できないことだと確認できたら、さらに深く考えてみましょう。

3.脱サラのデメリットも考慮しているか?

脱サラすれば、事業内容や業務時間なども自分でコントロールできます。長い通勤時間や本意ではない業務から解放されるかもしれません。しかし、デメリットにも冷静に目を向けてみましょう。

  • ・経済的に不安定になる可能性がある
  • サラリーマンであれば基本的に継続的な収入がありますが、脱サラすると事業が軌道に乗らなかったり、収入に波があったりする恐れがあります。最悪の場合、無収入になる可能性も否定できません。また、事業を始めるにあたって、銀行からの借り入れができないケースも考えられます。
  •  
  • ・年金や健康保険・年末調整などを自分で行う必要がある
  • 企業勤めなら会社が処理をしてくれる年金や健康保険・年末調整なども、自分で行わなければなりません。個人事業主の場合、国民年金・確定申告・国民健康保険などの支払いは、事業の売上から工面する必要があります。こういった諸々の事務作業にかかる時間と労力は、思いの外大きい場合があります。
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  • ・自分が事業の全責任を負うことになる
  • 独立した場合、休みの日や仕事にあてる時間を自分で決められる一方、その自由の大きさに比例した責任が常に存在します。有給休暇もないため「風邪を引いても誰かが代わりに自分の仕事を進めてくれる……」とはいきません。

これら3つの質問を自分に投げかけ、デメリットもふまえたうえで「独立したい」と思えるなら本格的に準備をはじめましょう。

脱サラ成功の鍵は下準備。やっておくべき4つのポイント

ではどういった下準備をしておけば、脱サラがうまくいくのでしょうか。
その基準となるのが以下の4つのポイントです。

1.まずは家族の理解を得る

家族の協力がなくては、立ち上げから事業をスムーズに進めるのは難しいでしょう。なぜ脱サラするのか・脱サラ後どんなビジョンで事業を進めていくのか・家計は赤字にならないかなど、自信をもって説明できるようにしたいですね。

2.生活費をシミュレーションしておく

家族の理解を得るためにも、まずは独立した際の生活費をシミュレーションしましょう。
確認しておきたいのは以下の3つ。

  • ・家計を成り立たせるのに必要な生活費の算出
  • ・売上額や利益率の計算
  • ・事業計画の立案

また、近年では小規模企業共済やフリーランス向けの保険なども充実してきています。いざというときの備えをしておき、安心要素を増やしておきましょう。

3.安定した受注先を確保しておく

独立後に怖いのは「仕事がない」という状況です。在籍していた企業やお付き合いのあった企業などから、受注を確保しておきましょう。独立前に収入の見込みがあれば、収支の計算もしやすく、周囲の協力も得られやすいはずです。何より自分の自信にもつながります。

4.自治体の創業支援制度を利用する

このほか、自治体などの創業支援制度を利用するのもよい方法です。例えば、東京都には「東京都産業労働局」による創業支援制度があり、起業に関する相談ができる他、融資・助成制度も用意されています。制度の細かな内容については各自治体によって異なるので、お住いの地域の制度を詳しく調べておきましょう。

参考:東京都産業労働局 東京都創業NET

収入に不安がある場合は、副業からはじめる選択肢も

もっとも安定した方法が、副業からはじめるという選択肢です。
本業をしながら空いた時間で副業をはじめ、副業が軌道に乗りはじめたら脱サラするという方法。ただし、企業によっては副業を禁止していることもあるので、ご自身の状況とあわせた判断をしましょう。

働き方改革以降、副業が可能になったり、副業を可能にするための制度を整えたり、いまは脱サラを検討している方にとっては追い風と言える状況。退職する前に、上司に真剣に相談してみてもよいかもしれません。

 


 

キャリアの折返し地点とも言える40代。
これまで継続していた仕事でさらに高みを目指すのか、新たなキャリアに挑戦するのか、選択はご自身の自由です。あらためてご自身のビジョン、理想、そしてご家族の幸せを見つめ直し、後悔のない選択をしてください。

40's Life編集部

40's Life編集部

40代のためのエイジングケア機能、無香料に象徴される中味へのこだわりをもった40才からの「スマートエイジング・コスメブランド」としてミドル男性にお洒落と身だしなみを提供しているルシード。そのルシードが40’s LIFE編集部として化粧品の枠を超え「ライフスタイル」「ビジネス」「健康」「身だしなみ」4つのテーマで情報をお届けします。