2016.01.16

健康
歳のせい?疲れやすくなった身体に効く4つのセルフコンディショニング法

簡単なセルフコンディショニングで血行を良くすることが、疲労回復の近道

真冬の寒さで身体の表面はいつも冷え切っているけど、顔や頭は火照っていて汗をかいている。たくさん睡眠をとっても翌日疲れが抜けていない……数年前と違って、身体の衰えを感じていませんか。もし、あなたが最近「疲れやすくなったな」と思っているならば、今こそコンディショニングを取り入れるときです。コンディショニングとは「身体を整える」ことを意味し、ストレッチやセルフマッサージ、入浴や栄養バランスの取れた食事も含まれます。皆さんがおろそかにしがちだけれど、疲れを感じているときこそ見直してほしい大切なことを挙げてみました。普段の生活と照らし合わせて考えてみてください。

1.朝食をしっかり食べる

ここでいう「しっかり」というのは、栄養のフルコースをきちんと摂取しているかということです。主食(炭水化物・糖質)主菜(タンパク質)副菜(ビタミン・ミネラル)乳製品(カルシウム)果物(ビタミン)の5つのことを指します。朝からたくさんの食物を摂取するのは効率よく仕事をするためにはとても重要です。洋食ですと、パン、ハムエッグ、野菜サラダ、バナナ、ヨーグルトでフルコースになります。忙しい時期はスムージーなどで簡単に済ませてしまったとしても、大丈夫。無理なく意識して食べ続けることが何より大切です。

2.シャワーですませず10分でも入浴する

血液が心臓から出て身体を1周して再び心臓まで戻ってくるのに約1分かかると言われています。入浴をしましょう、というと30分や長いときは2時間以上入っていられる女性に比べて、男性は長風呂が苦手という方も少なくありません。しかし、10分でも水の中に身体を沈めるというだけで、水圧によって血液が循環しやすくなります。結果、血行促進や老廃物の除去につながり、疲れが取れやすくなるのです。時間は短くてもお風呂に入って疲れを取らない手はありません。

3.ストレッチや軽い筋トレをする

これも、2と同じように大切なのは血液循環を促進することです。激しいウエイトトレーニングやスポーツはなかなか手を出せない……という方に是非やっていただきたいものです。筋肉の収縮なしに、物質を代謝して熱を放出することはできないので、運動はとても重要です。肩を回してみたり、膝の上げ下げで行進のような動きをしたり、寝る前にストレッチしたり、やれることはたくさんあります。血液を滞らせることで生じる冷え性やむくみは、女性だけの現象ではありません。冷えは万病のもととも言われますので、注意しましょう。

4.厚着しすぎない

特にオフィス内でずっと勤務している方は気をつけなければいけません。部屋の内外の寒暖差は身体に対してのストレスが非常に強く、自律神経の調節機能を鈍らせてしまいます。エアコンの温度設定を高くしすぎることや、単に「冬だから」といって寒くもないのに何枚も重ね着することは控えましょう。そのときにご自身が「暑い」「寒い」と身体の感覚でどう感じるかを大切にしてください。これこそ、ビジネスにも使える「感覚力」に通じる部分があるように感じます。

 

普段はアスリート達にコンディショニングの方法を指導していますが、これらはビジネスマンにも大いに活用できることです。とても簡単ですし基本的なことかもしれませんが、意外と「面倒だ」という理由で自分のことは二の次になってしまいがちです。新年から身体のメンテナンスも兼ねてセルフコンディショニングを取り入れてみませんか。

井上かなえ

井上かなえ

アスレティックトレーナー、PHIピラティスインストラクター

東海大学体育学部卒業、アメリカネブラスカ大学オマハ校大学院アスレティックトレーニングプログラム修了。NATA公認アスレティックトレーナー(ATC)、PHIピラティスインストラクター。 高いパフォーマンスを要求されるビジネスマンも、アスリートと同じコンディショニングを取り入れてより快適な身体とライフスタイルを手に入れられるはず。簡単なトレーニングやメンテナンス、食事などのノウハウをお届けします。